やりがいはあっても、いつも緊張感を伴う看護の仕事。立ち仕事が基本、夜勤もあればさらに疲労度の高い仕事です。
もっと楽にできる仕事ないのかなあ・・・
楽にゆっくり仕事できるとしたら、心にも余裕が生まれ「プライベートの時間」も充実して過ごせそうですよね。
看護師だって楽がいい!
そんなあなたへ今回は「楽な仕事でゆっくり働きたい時選ぶ職場は?」をお届けします
Contents
看護師だって楽がいい。
- 勤務がきつい、夜勤がつらい・・
- ミスが不安、日々の緊張感からの解放されたい
- 人間関係のわずらわしさから抜け出したい
- 終わりの見えない仕事・・
不規則なシフトや夜勤からくる「生活リズム」の崩れ、そして看護の仕事の責任からくる緊張感。女性中心でチームワーク要する職場では、人間関係から生じるトラブルも・・
「仕事の大変さの割に給与が少ない」と思うことで、看護の仕事は好きでも、楽な仕事には感じない面もあるでしょう。
ですが、あなたのその負担と思うことを取り除く事で、「楽」な働き方ができますよ。
それぞれに思う「楽」な仕事
「楽」と思う働き方も人それぞれ。
あなたが「楽」と思う仕事は・・・?
《楽な仕事に転職するとしたらどんな仕事がいい?》
楽な仕事がしたいと思うとき、「楽」と感じるところはそれぞれ異なります。
仕事の「楽」を決める要素は5つ
◇ 仕事の内容
◇ 仕事の忙しさ
◇ 仕事の精神的負担
◇ 仕事の身体的負担
◇ 仕事で得られる対価
選ぶ仕事に、あなたが負担と感じる要素が少ないこと、そして求める仕事と得られるメリットのバランスがとれていると「楽」を感じやすいのです。
ゆっくり働きたいとき選ぶ職場は?
ここから、一般に「楽」とされる仕事は・・・?
楽な仕事とその条件
◇ 重症患者が少ない
◇ 手術・入退院が少ない
◇ ADLの介助が少ない
病気で手術や集中したケアを必要とする病棟よりも、慢性の病気で長期療養中の人、自立して、より健康に近い状態の人をみる方が一般には「楽」な仕事といえます。
では、具体的な働く職場をあげてみましょう。
仕事の忙しさをさけるなら
規模だけで言うなら、中規模病院よりも「大規模な病院」の方が人員にゆとりがあり、福利厚生もしっかりしているので働き方にゆとりがあるのが一般です。
病棟で、落ち着いて仕事ができるのは療養型病床。
手術がなく入退院が少ない、急変がないといった理由で、重症病棟や手術外科と比べて比較的ゆったりとした働き方ができます。
精神的負担の少ない職場を選ぶなら
症状の落ち着いた療養型病床は、精神的にも負担が少なく取り組める職場。手術がなく急変もないといった理由で、精神的にもゆったりとした働き方ができます。
また、医療よりも介護の必要性の高い「高齢者ケア」に関わる分野では日常の健康管理がメインの仕事。病棟での仕事に比べ、医療ミスの怖さといった精神的負担は除かれます。
「健診センターでの仕事」なども、各種検査が中心なので、精神的負担の少ないの仕事です。
体力的負担の少ない働き方するなら
より健康に近い分野での看護の仕事、かつルーティンワークで処置が複雑でないところがあげられます。処置が一定であれば忙しく動きまわることも少ないですよね。
例えば「皮膚科」は一般に症状が軽く、処置も薬の塗布やガーゼ交換など決まった処置、身体的介助を必要とすることも少なく、体力的に楽な仕事といえます。ですが季節性があるので忙しさには波があるでしょう。
同じ外来科目でも「耳鼻科」や「眼科」では検査や処置の種類が多く「皮膚科」よりも複雑です。処置が一般に少ないという意味では「診療内科」も楽な仕事です。
楽で高収入の働き方をしたいなら
高収入な働き方ができるのは、自由診療を主に扱うところや、より専門に特化した分野での仕事です。
高額な治療を取り扱う「美容外科」や、レーシック治療などの自由診療を行う眼科、透析クリニックなどがそれにあたります。
経営状態が良ければ収益が高いので、職員の給与も高く設定されることが多く、仕事の割に高収入という意味で「楽」な仕事。ですがより専門のスキルを必要としたり、美容に関しては営業ノルマが求められたりします。
専門のスキルを活かして、同じ労力でもより高い収入を得るのが、実は一番楽な働き方ですよね。
看護のやりがいの中で「楽」を感じて働きたいなら
そして、看護師ならではのやりがいを感じながら、ワークライフバランスのたもてる仕事をしたいなら「訪問看護」はこれからに期待できる仕事です。
訪問看護の基本は一対一、その人に寄り添いながら支援する生活の中での看護。日中勤務が基本で夜勤がなく、病棟での辛さを除きながら看護師としてのやりがいをもてる仕事だから。
夜勤の手当てのない分給与は下がりますが、病棟での仕事の苦痛をなくし同等の給料を得られるなら”楽”な仕事とも言えます。
企業の展開する事業所に所属すれば、昇給やキャリアアップも見込めるのも魅力。
人と関わるのがすき!そういった看護における自分の得意を活かすことも考えてみる・・仕事に求める価値を考えながら、あなたにとっての楽な働き方をみつけていけるといいですね。
まとめ
仕事の内容が重くなく、体力的・精神的負担の少ないといった物理的な面もありますが、「求めるもの」と「仕事で得る対価」のバランスがとれて楽と感じるもの。
『待遇の良さで大規模な病院での仕事を求めたけど、忙しすぎて心の余裕がもてない』、『楽な仕事を選んだけど、仕事の内容にやりがいがもてない』・・・
仕事に不満を感じる時の多くは、バランスが取れていないことが多いから。
楽な仕事で給与が下がっても、時間や精神的ゆとりが得られれば、バランスはとれている事になります。
その時の優先するものから、仕事と対価のバランスのとれた働き方を考えると、単に仕事の負担が少ないという「楽」ではなくて、自らの納得のいく「楽」な働き方につながるのではないでしょうか。
おわりに
楽な仕事を選ぶとき、「収入が減ってしまう」「スキルアップが図れない」といったようなマイナス面を感じるケースはあるでしょう。
ですが看護の仕事を続けていれば、またいつか思う働き方のできる時はくるものです。
楽な仕事をしてゆっくり過ごす時があってもいいし、よりやりがいのもてる働き方で仕事に集中する時があってもいい。
状況に応じて仕事の内容を変え、転職していくのもひとつです。
あなたに合った職場でのゆったりとした働き方で、より充実した「今」を過ごせるとよいですね。
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❙あなたにとっての楽な働き方、探してみるなら「民間の転職サービス」は価値あるサービス。相談しながら希望に合う職場を効率的にピックアップできます。
様々な求人に触れてみることは看護師としてのこれからを探るいいきっかけ。今を変えたいのなら、その一歩を踏み出してみることが必要ですよ。
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