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働き方

看護師辞めて起業家になるって?①知りたい ナースからの開業ビジネス

あなたがもし看護師を辞めて、起業するなら何をしたいですか?

 

やりがいのある看護師の仕事、今でもやっぱり好きだけれど・・

病院で働いていた時は、自分がこうしたいと思うより、自分を抑えることの方が多かったように思います。よく、「看護師には忍耐が必要」といいますものね。

 

起業とは、自分からこうしたいと発案し業(わざ)を起こすこと。看護師の仕事とは一見方向が全く違うような気がします。

ですが、看護師だからチャンスがある とは思いませんか?!

 

起業に関心のある、ちょっと違った興味をもつあなたなら、自分から何かを起こすことで「できる何か」があるのでは?

気になる看護師の起業。今回は “実際に看護師がどんなカタチ” で起業しているのか、見ていきたいと思います。

看護師辞めて起業家になるって?

看護師のもつ特性とそのイメージは?

  • 優しさ、思いやり
  • 忍耐力・体力
  • コミュニケーション力
  • 協調性、共感力、、、

    看護にイメージする言葉・・・優しさ、温かさ、柔らかさ、信頼 etr…

看護師としてのイメージ・・やはりソフトな面での印象がつよいですよね。

 

起業家のもつ特性とイメージはどうでしょう?

  • 経営、マネジメント力
  • 営業力、セールスセンス
  • 企画力、アイデア力
  • 情報処理・分析力、、、

    起業にイメージする言葉・・・独立、決断、挑戦、好奇心、自由 etr…

起業家としてのイメージ・・第一にくるのは、経営力や営業力、ソフト面よりビジネスライクな印象です。

 

起業に興味ナース
起業に興味ナース
  やっぱり看護師は起業には向かない、経験は活かしにくいのかなのかな…独立・開業は難しい?

かけ離れているようにも思える、新しいことを発案して何かを創っていく起業家としての仕事と、診療の補助や患者さんのケアをする看護師の仕事。

全く違うアプローチからの仕事ですが、開業ビジネスに本当に必要なものって何なのでしょうか?

 

「ビジネス」の本質

ビジネスに必要なこと。

企業で仕事していた時、私がまず看護師との違いを感じたのは、ビジネスの仕事は、どんな場合でも顧客との間にお金が発生するということです。

 

「あなたを信頼して仕事をまかせるわ」と嬉しい言葉で契約が成り立っても、それはお金の同意があってこそのこと。

ビジネスの特徴は、価値を生むサービスに対してお金という対価が生まれる。経営力、マネジメント力といった起業家のイメージは、このビジネスの特徴からきています。

 

一方、医療においてはどうでしょうか

医療にもお金は発生しますが、普段の看護ケアにおいて患者さんと直接お金を介してやりとりすることはありません。看護師としてのイメージは、お金にはみえない価値を提供するところに表れているのだと思います。

 

一見、仕事の特性が全く違うように感じる看護師と起業家ですが、価値を提供するという点では共通するのですよね。

看護でもビジネスでも、相手の求めていること知り、本当に必要なニーズをつかみサービスを提供する。そこに価値が生まれるのです

 

そして、これは患者さんに寄り添い、本当に必要なケアを提供しようとする看護師の仕事に直結するところ。

看護師はもともと、誰かの役に立ちたい、何かに貢献したいという意識をもつ人が多い。看護師のもつホスピタリティー。そのマインドはビジネスの本質であり、起業に欠かせないものなのです。

 

では、実際に看護師がどんなことに視点をおいて開業しているか?どんな起業の仕方があるのかをみてみましょう。

 

知りたい、ナースからの開業ビジネス

あなたが看護師を活かして起業するなら・・・

 

看護師の独立開業で一番知られているのは、訪問看護ステーションの開設。

法人を設立し、市町村又は都道府県知事からの指定を受けることで看護師が訪問看護事業を開設することができます。

 

看護師をリタイアした後に、”地域のニーズに応える看護サービスを自分たち自身でつくりあげたい” と何人かで一緒になって立ち上げるケースもあるようです。

そんな風に、従来の病院という枠から飛び出して、自分たちの提供したい看護を実現する。自立して自ら動く看護師ってたくましいですよね。

 

看護師としての「人の喜ぶことがしたい」「誰かの役にたつことがしたい」というホスピタリティー精神は接客やエステティック事業、接客やカウンセリング、美容の分野でも活かしやすいといえます。

私の周りの看護師も、アロマを看護に活かして独立したり、接客やカウンセリングを通して看護経験を活かしている人がいます。

 

起業に興味ナース
起業に興味ナース
  看護師は医師の介助をする仕事。自分だけで医療行為ができないから、一人でできることは少ない。起業するのは難しいのかも?

 

看護は目にみえないものを扱う仕事。だからビジネスとしてのはっきりとしたモデルはない。そんな看護師の起業、どんなカタチがあるのでしょうか?

《看護師の起業、いろいろな視点》

  • 産婦人科勤務を経て産後ケアビジネス

  • 副業で始めた外国人観光客向け料理教室がいつしか本業に

  • 医療機関の開業やヘルスケア分野におけるコンサルティング事業を立ち上げ

  • 臨床経験、海外でのボランティア経験後、講師として独立し教壇にたつ

  • ホスピス終末期医療経験し、その経験から訪問看護・訪問介護の事業立ち上げ。
  • 元看護師が子育て支援事業で起業

  • 子育てと看護経験を活かして離乳食から介護職まで子育てと食のケアで事業を展開

    …etr。

 

このように、看護師といっても様々な道で起業があります。

 

高齢者ケアを活かしてのシニアのためのサロンや、看護師+動物好きのドックセラピー・・・あなたの次第でいろいろな分野での看護師の経験や興味の活かし方が見えてきませんか?

 

ニーズに応じた色々なカタチでの提供。看護を必要とするニーズの分だけビジネスがあるのではないでしょうか。

看護のマインドが活きるところに開業ビジネスのチャンスがあります

 

 

好きなことや得意なことを活かして仕事したい。組織に所属する看護師ではおわらないチャンス!をつかむなら、マーケティングについて学ぶべき。

経験、知識、得意、興味・・・もっているものを、自分のものだけにせず、シェアしていくこと、広げていくこと。小さなことから “誰かの役にたつこと” でビジネスになるんだ・・ マーケティングを知り私はそう気づきました。

 

ナースだってもっと自由な働き方ができるはず。そんな考えをもつところから、起業のチャンスが広がります。

おわりに

病院という空間だけでなく病院外の広い世界。そこで “色々なカタチでの看護の提供” ができるような自立した看護師が増えたら、すてきだなと思いませんか。

よりパーソナルなものに価値をおく今の時代。

 

あなた個人が提供する看護に価値がおかれる時代がくるかもしれません。

組織で働くのも個人として起業するのも看護の本質は同じ、働き方は自由です。
ですが、自分を健康に幸せにできるのは自分自身だけ。

 

看護をするあなた自身が一番元気でいられる、そんな看護サービスの提供が増えれば、もっと多くの人が「健康」と「幸せ」を感じれる社会になっていくのではないかなと思います。

 

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