最近増えてきた、外国人患者さんの来院。異国でのケガや病気は不安も大きいはず。そんな時 “英語のちょっとした言葉がけで、患者さんの不安を減らせるのにな” と思ったことはありませんか？
看護師としてのキャリアがあっても “英語がとっさに出てこない” それで患者さんとの距離ができてしまうのは、とても残念なこと。
英語で話すってそんなに難しいことではありません。簡単なフレーズで十分！必要な場面で活かしてこその「英語力」です。
伝わる伝えるための勉強のコツって実はここにあります。では早速その勉強法をみていきましょう。
Contents
英語の勉強の仕方はとってもシンプルでいい
英語力は必要、と思っていても勉強を続けることって難しいですよね。そう、日本に住んでいれば、英語力って「あった方がいいけどなくても困らない」ものなんです。
だからどうしても必要な状況とか、英語が楽しいと思う気持ち、伝えたい思い。そういう動機がないと実際身につけるのがむずかしいもの。
でも逆にいうと、使える状況が想定できたり、もうその状況をつくったしまったり、あなたの “楽しい” に落とし込んであげることで、英語は思うより簡単にあなたの中に入ってきますよ。
一からしっかり勉強などと思い、難しい文法の教科書なんて広げたら、よほどの英語勉強好きでない限り、三日でイヤになってしまいます。
すぐ伝わる英語、勉強の方法はシンプルでいい！ どんな勉強法でも、以下の３つのことを押さえるのがポイントです。
point１ 生きた会話フレーズを音と一緒に丸覚え
point 2 会話の情景を思い浮かべながら、場面で覚える
point３ 覚えて口に出すを、とにかく繰り返す
では、これを押さえた「お薦めの英語勉強法」をお伝えしますね。
英語話せる看護師になる！お薦め勉強法
英語は楽しいことで続けられ、そのフレーズが場面として重なり合うことではっきりとした記憶に残っていきますよ。
それができる、お薦め一番はコレ
１．NHK英語講座（ラジオ）、大人の基礎英語（TV)
朝or夜の15分だけ、とにかく毎日習慣的に続けることが英語習得のコツ。今のNHK教材、全然固くなくストーリー仕立てで面白いです。１レッスンごとにpick upフレーズがあるので、しっかり覚えて繰り返し使うことを忘れずに。
２．オンライン英会話レッスン
口に出して繰り返し使うといっても相手がいないとね、というあなたにおすすめ。習慣的に予約して毎日のスケジュールに入れ込んでいくのが○。いつでもできると思うとやらないんですよね。
話したいと思うお気に入りの先生をみつけるのがポイント。アウトプットの場なので、先生が中心で話すレッスンは×ですよ。
３．英語のメールマガジン
今、英語のメルマガ多いですよね、しかも無料の。私も色々登録したことがあるのですが、勉強になると思うより、自分が興味があり読んで楽しいと思えるものが続きます。
ビジネス向けのもの、経済も一緒に学べる英語メルマガ、日常会話…etr。あなたの興味のある分野のメルマガ登録してみるといいですよ。とにかく毎日英語に触れる環境をつくるのに役立ちます。
４．CD音声付ブック
継続という意味では１～３がおすすめですが、とにかく現場で使える英語が早く学びたい！というあなたにお薦めしたいのは、病院での英会話版CD音声付ブックです。場面を思い浮かべれば、口から飛び出してきそうなシンプルなフレーズばかり。薄目のものを一冊ずつ選ぶこと、でなければ手に入れて満足してしまいますからね。
覚えたら同じ状況で使ってみて下さいね。日本人患者さん相手でも、頭に英語のフレーズが浮かんだらもうりっぱな英語脳になってます。
とにかく毎日英語に触れる環境をつくったら、あなたの楽しみ（趣味）に英語をとりいれてみるのもいいですよ。好きなことを通して学ぶと印象に残りやすい。実はそれとっても効率的な学び方なのです。
アニメや映画が英語学に良いと言われるのは、楽しく続けられ、印象あるフレーズの言葉と音が、場面として心と頭に残るから。でも好きであれば、、、の話です。
私は映画やアニメよりNHKワールド（アプリ）の方がすき。ニュースから娯楽、ドキュメンタリーまでいろんなジャンルがあってすべて英語放送。異文化に興味がある人には特に面白いと思います。好きな分野であれば、英語を聞く時に想像力が働くのでそこもメリットです。
勉強するというより好きな分野だから自然に英語に触れられる、そういったものがあるといいですね。料理やヨガを英語で習ってみるのもいいでしょう。カフェ好きならイングリッシュ・カフェも気軽に立ち寄れそうですね。
英語話せる看護師になる！伝える伝わる英語そのコツは
とにかく英語は場面、シチュエーションで覚える必要があるのです。とくに看護師として使える英語の習得を目指すなら、相手に伝えることにフォーカスした学習が効果的。つまりコミュニケーションのための英語です。
日常の看護の場面での一コマ一コマを思い浮かべながら、英語を音と言葉一緒にして覚えてくださいね。言葉は感覚・感情を通して活きてくるものです。
英語の教わり方は先生によるところも大きい。私の英語が伸びだしたのは、英語の音を意識しだしたときから。”英語はリズム”と本当に伝わる英語を教えてくれるYukiさん。
英語を通して何かをつかんで！というあついパッションをもつ先生なので、学ぶ意欲があればぐ～んと伸びますよ。
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❙Yukiさんは医療系の仕事から英語をグローバルに実践して身に着けた人。英語を使うこれからへと視野も広がっていく講座です。
◆公式ページYuki式英会話勉強法
看護師として英語を使う時、英語を話したいのではなく、英語を通して伝えたい何か、相手の心に入りたいそんな気持ちがあるのだと思います。
英語が話せれば、こちらから相手の世界へ入っていくことができる。相手のことに共感したい、支えたいという姿勢を表すことにつながるのです。
姿勢だけならジェスチャーでも十分、英語は必ずしも必要じゃない。だけどやっぱりあったほうがいい。その方がより患者さんに寄り添うケアができるから。
一番大切なのは、相手のことを理解して共感しようとする姿勢です。その感情から言葉となる英語が、実際の状況でより一層活きてきます。
語学留学で学んだ一番のこと
私の語学留学は、フランスでのホームステイでした。名目は語学ですが、実際は異文化への興味からの渡仏。とにかく外国で暮らしてみたかったのです。とにかく色んなことが違う、その違いが留学の生活体験からくる面白さだと思います。
けれど最初は結構大変でした。言葉というより、やっぱり日本人とは違う気質、想像してはいたものの、慣習も文化も違う相手とのやりとりはエネルギーがいります。
何しろステイ先でも学校でもみんな自分が主体。自分からでていかない限り、何も始まらない感じなのです。黙っていることは美徳ではなく、何を考えているかわからないといわれ、頑張って発言してみると太刀打ちできない。
それでも I do（はい、私が）の精神で自分から出ていくことが大事、それが私が留学で学んだ一番のことです。
◆異国、パリ留学での生粋パリジェンヌ”マダム”との生活は・・↓
慣習や文化が違っても、それを受けとめて前に出ることができれば大丈夫。言葉だけに目を向けず、コミュニケーションそのものをもっと楽しむつもりで語学を学んでみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか？伝える伝わる英語勉強法のコツ、これからの学習にお役立ていただけたらうれしいです。
英語の必要性が増すとはいうけれど、実際は英語圏に限らず色々な国籍・人種の方の来院が、今後増えてくるのだと思います。
単純に学ぶだけでなく、英語という共通の言葉を通し、心をオープンにして相手を知ろうとすることが大切。
患者さんに一番近い存在の看護師がそういう存在で在れたらいいですよね。
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英語を使う仕事であれば、最近目にしたのは “マンション専従の医師と同行する外国籍の入居者間との通訳の仕事” や “医療に関連した企業での医薬品の安全や評価の翻訳” に関する業務だったり etr…
こんな働き方もあったんだ！アンテナを広げることで見つかるそんな “あたらしい発見” がこれからの看護師としての働き方にヒントをくれるかもしれません。
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