“看護師へのあこがれ” や “女性の安心できる一生の資格” から選ばれることの多かった看護の職。
だけど最近は「使い方に応用のきく資格だから・・」と看護資格をとる堅実な学生も多いそう。
そんな看護の資格は好きなことで生きるに活かせる?
看護の資格でできる仕事、そしてこれからの働き方を一緒に考えてみませんか?
Contents
看護の資格のいきる場所とは
看護の資格は応用がきくって・・・?
色々な働き方のできる看護の職場
看護師の活躍できる場所は思うより広い。その働き方を知ると、今よりもっと広い視野で資格を活かすことができるはず。
免許でできる仕事を広く探すなら、どんな分野で看護が必要とされるか考えてみる。そうすると、意外にも広く「看護師の免許が使える」ことに気づきます。
<病院以外の働く場所の例>
◆在宅医療で働く
訪問看護/訪問入浴
◆健診機関で働く
採血センター/献血車など
老人保健施設(老人デイサービスセンター、老人短期入所施設、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、老人福祉センター、老人介護支援センター)/その他民間の有料老人ホームなど
◆社会福祉施設で働く
児童福祉施設/障害者保護施設/障害者施設等
◆地域の公共場所で働く
地域包括支援センター、地域相談員、健康相談窓口等…
◆教育施設で働く
保育園/幼稚園/インターナショナルスクール/大学の保健室
◆医務室で働く
企業内医務室/空港/検疫所/ホテル/アミューズメント施設/スポーツ施設…
◆旅行・イベントに添乗して働く
シップナース/ツアーナース/イベントナース…
◆企業で働く
製薬会社/医療機器メーカー/保険会社、栄養食品・サプリ関連の会社/介護用品・医療用品などの開発や販売メーカー/医療関連の人材派遣会社、医療コンサルティング会社/その他…の医療関連産業
上記は一例。「介護認定員」や「健康や保健指導にあたる相談員」として、あるいはシニアのためのマンションで「健康相談や入居者の健康管理」にあたる仕事だったり …
「高齢化社会を意識した医療・健康へのサービス」は多様化し、看護師の活躍も今後の期待できる分野です。
看護師を活かして「訪問看護ステーション」を設立すれば起業もできる、自由に働くスタイルなら・・ 在宅での仕事、派遣でフリーランス etr…
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病院では病気を看る看護。だけど病院を飛び出すと “病気を看るだけじゃない”、生活とくらしの中での看護ケア、介護から予防・健康に関われるのが資格でできる看護の働き方の魅力です。
どこにでもニーズある看護からの関わり
統計に見える65歳くらいから徐々に上がる受診率と、80歳に近づきぐっと上昇する入院率。高齢化の波の中とあっては更に医療や看護・介護の手は一層かかせないですよね。
そして必要だから提供する側もされる側もより自らが求めるカタチでの医療を叶えたい。
人の求めるところが看護のマインドの活きるところ。
今は看護師といえば病院中心だけれども、自宅での治療や療養を望む人が増えればそれも変わってくるはずです。
病気を治すことより、病気に打ち勝つチカラや予防する方向へと健康志向が動けば、看護が病気を看ることを中心としたものでなくなるでしょう。
社会の変化とそこから生まれるニーズ。看護の活きる場所はニーズあるところ、医療のあるところならどこにでもあるといえるのですよね。
医療に従事してきた経験をいかせば、医療関連産業に関わる企業や会社にと、看護師を活かし働く場所は大きく広がります。
看護の関われる働き方を広く知ることで “病棟での看護のよさ” もわかるし「社会で必要とされる看護の役割り」もまた広がってみえてくる。
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もともと人の役にたちたいと思う看護師だからこそ、好きを活かす働き方で、よりやりがいや働く幅も広げていけるのが看護の仕事。看護師は冒険!できる資格なのです。
看護のこれからと働き方は⁈
アンテナをはることで色々とみえてくる看護師としての働き方。それは、看護師は医療職の中でも関わる範囲が広いから。
コメディカルといわれる ”医師” や ”看護師” ”薬剤師” ”理学療法士” ”栄養士” ”介護士”…。
例えば医師は病気をみることが主体で介護への関わりは薄い。一方介護士は介護、栄養士は食事、薬剤師は薬のスペシャリスト。
だけど看護師は医療~看護に関わる内服や栄養管理、ADLの介助~介護、退院後の生活指導まで医療を必要とする人のニーズ全般に関わる仕事なのですよね。
だから、看護の仕事は病院中心のようで一歩病院の外に出れば関わりを持てる場所がたくさんある。
多様性を持つ看護の仕事だから看護の資格は病院以外の他の場所でも活かしやすいのです。
でも病院以外で看護の特色を活かして仕事するなら、「病気」に限られた看護に偏らず、こどもからお年寄りまで生活者を対象によりそう視点が大切。
“あなた自身の望む看護のできる場所” を求めたり、”好きな看護の関わりを活かせる場所” で働く。あるいは ”実現したい看護からの関わり“ で起業する。
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そんな選択肢が看護のこれからの働き方をかえていく。「こうだったらいいな」の医療や看護のカタチを求める先に、あなたの看護のより活きる働き方があると思いませんか!?
好きなことで生きるに活かせるナースの資格
看護は人の生活やくらしにいきづく分野だから、どこにでもニーズがあり、色んなところで歓迎され喜ばれる。
日常の病気への対処と予防、日々の健康管理、よりいきいきと仕事したり、より豊かに生きるためのヘルスケアetc…
ひとりの生活者としてかつ看護の視点から関われることは多くあるのですよね。
生活とくらしの中でこそ活きる看護は、あなたの関わりたいところからプラスに活かせる資格です。
看護の資格活かして何をしよう、何がしたい? 考えたいこれからのこと。
資格を活かすってどんな道があるんだろう? ここでは3つのケースをご紹介します。
<留学から仕事を転換>
看護師B子さんのケース
看護師 病院勤務3年後ワーキングホリデーで海外へ。好きなことは英語でのコミュニケーション。英語と看護師の資格をいかして、ホテルで接客の仕事に挑戦。帰国後は企業の医務室で、接遇のスキルも活かしつつ社員の健康相談を行う産業看護師として働く。その後結婚退職。看護に活かしたいと趣味のアロマを勉強。
気さくな笑顔で患者さんに親しまれていたB子さん。興味ある英語から留学を決め、その後の仕事でも、看護として関わったコミュニケーションを活かして仕事を転換しています。
<地元で在宅医療の仕事>
看護師E子さんのケース
2年の病棟勤務経験後、結婚を機に地元へ。一度看護の職を離れるが「派遣」での単発の訪問入浴から始め、訪問看護の仕事へとつなげる。在宅医療に興味を持ち、両親の側にいながら自由な時間のきく「訪問看護師」としての独立を目指している。
家庭に入り看護師の仕事を早い時期に辞めたE子さんですが、状況に合った派遣での仕事を始めることから、興味ある看護の仕事をみつけます。
このケースのように、生活に身近なところから興味あるコトをみつけ仕事につなげることもできますね。
<看護師活かして空間コミュニティー>
生涯ずっと幸せでいたいとおもうとき医療や看護の手は欠かせない。
どんな医療を求めるかはどんなくらしを求めるか。そして生き方にも関わってくるのですよね。
看護の関わり中でも大きかった”人それぞれの生き方への興味” から始まった豊かなくらしにつながる空間づくり。
始めたばかりのMaizon’d Atrie(アトリエ付きレジデンス)運営。ここでは、Life-in-artをコンセプトにくらしを豊かにする空間コミュニティーを広げる場として考えています。
南は九州、福岡市の隣まち “ここは!福岡のサンフランシスコ” とも称される糸島。
都心の側から広がる海岸線と穏やかな人と自然が魅力の町、
❙そこにオープンしたMaizon’d Atrie は、accesorries&arts jade https://jade.crayonsite.com/の手がける素敵な場所。暮らしを豊かにする地域に愛される場であってほしいと願っています。
おわりに
どう働くかは、どう生きるか。だからやっぱり働き方は生き方に欠かせない。
“その人にとっての必要を第一” に関わっていく看護師だからこそ、自分にとっての幸せを最優先に好きの活きる場所をみつけることはできるはず。
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苦労も多いナースの仕事だけど、経験は宝。これまでを活かしながら「好きなことで生きる働き方」ぜひみつけたいですね。
【看護師My Style】は、転職・働き方で悩むあなたへ向けて「働き方を知る・みつける・スタートする!」ための情報発信を通じ”もっと自由でもっと素敵”な「看護師My Style」の実現を応援するブログです。