最初に飛び込んでくるのは新聞、電車の中、インターネットの求人だったり。でも自分から探すとなると「ハローワーク」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
自分から仕事を探しに出向くのがハローワークとすれば、こちらの要望に合わせて向こうからサポートをくれるのが「転職サイト」。
どちらも、あなたの転職をサポートしてくれる心強い味方です。「ハローワーク」と「転職サイト」双方のメリット。
実際の転職支援サービス利用を通して、「双方の求人の特徴をつかみ、上手に転職に活かしていく方法」をお伝えします。
Contents
看護師の転職 ハローワークの求人はどうなの?
ハローワークは雇用主も応募者も無料で利用できるサービス。一方、転職サイトは「雇用主から手数料をとり応募者からは受け取らない」システムです。
ハローワークと転職サイト診療機関はどっちを選ぶ?
雇用主にとっては、求人応募にハローワークを使う方が、費用もかからずメリットがあるはず。
なのに「転職サイト」を利用する〇 診療機関とは・・・?
◆よりいい人材がほしいところ(いい人材に価値をおいている)
◆人材の確保をより効率的に行いたい(人材確保のわずらわしさを外注)
◆人材確保に困っている(早急に人材が必要だから利用する)
一方、転職サイトを利用しない× 診療機関は・・・?
◆利用しなくても人材確保に困らない
◆費用ほどのメリットは感じない
◆使ったことがない・あまり信用していない
コンサルティング会社勤務のとき。職員の接遇研修や募集において病医院と関わることも多かったのですが『いい病院ほど人材の確保に力を入れていましたね』 ですが求人には結構な時間をとられるため・・「民間機関への外注」を検討されることは多かったですよ。
いい人材を確保したいからと、求人に関しては「転職サイト」に一任する診療機関があります。「人材にかける費用があり経営も安定した診療機関」なら、転職サイトならでは案件と言えますね。
一方、「転職サイトに頼らずとも人材を確保できる」、つまり病院の良さで人が離れないような、転職サイトにはない案件もあります。
特に地方の場合では、転職サイトといった民間のサービスの利用する診療機関は、まだ都心に比べると多くはありません。
転職サイトを利用する場合も、ハローワークとの併用することで、より多くの求人を網羅できるでしょう。
ハローワークと転職サイト使ってみた感想は?
仕事をある情報から探すことだけが目的なら、ハローワークや転職サイトの公開求人の中から探して自分で探して直接応募する、ことを考えますよね。
専任のアドバイザーがいなくても、ハローワークなどの “相談窓口で話を客観的に聞いてもらう” こともできます。
ハローワークと転職サイトそれぞれのメリット
こうした転職支援サービス、どのくらいどんなサポートを利用したいかは人それぞれ。
私の場合は、公的なハローワークと民間の転職サイトの登録で仕事を探しました。理由はどちらにもそれぞれにしかない求人があるからです。
ハローワークは登録なしで自由に求人を閲覧できます。登録すれば、個別の相談が可能。ただしこちらから足を運ばないといけない、いつも混んでいるのが難点。
転職サイトは相談から職探しまで条件にあうものを向こうから提供してくれる、という利点があります。
もし具体的にここで働きたいといった希望がある場合、その情報も提供してくれるなど、細かい対応が可能なことも転職サイトならではのサービスです。
あなたが転職でサポートしてほしいことは・・・?
- 転職についての悩みや相談
- 非公開求人も含めより広い情報
- 応募条件ではわからない内部の情報(雰囲気やスタッフの年齢層、離職率etr..)
- 履歴書の書き方や面接などの戦略
- 給与などの交渉
- 強みや特性を活かす診療機関側とのマッチング etr…
利用してみて思うのは、専任のアドバイザーがつきサポートが手厚いのは転職サイト。私は自分で仕事を探したいタイプ、もともと “職探しにアドバイスはいらないんじゃないかな” と考えていました。
ですが、転職を重ねるなかで「やっぱり自分ひとりでは気づかないこと」があるとわかったのですよね。それは失敗もあってのことなのですが・・
転職の難しさって?
転職活動を一人で進める難しさって何でしょうか?
1.自分で情報収集するのが苦手
2.最新の病院・施設情報が分からない
3.転職活動をするまとまった時間がなかなか作れない
4.条件交渉が正直苦手
5.病院の中身を知らずに転職するのは不安
6.転職で失敗したくない、出来る限りの事をしたい
7.失敗は経験とわりきれない
転職サイトを利用するメリットはこんな「転職の難しさを補ってくれる」ことにあります。
転職で失敗する多くが、上記のいずれかに該当しているけれど「自分ひとりで走ってしまう」ケース。
その難しさを補うのが転職サービスの利用。あなたを支援してくれるパートナーは心強い味方です。
あなたに合った転職活動
「ハローワーク」と「転職サイト」どちらもあなたを支援してくれるサービス。
転職に失敗したくない、ベストをつくしたいなら「転職サイト」のサービスを利用するのがいいでしょう。
専任のコンサルタントがつかないぶんハローワークは気軽。ですがハローワークだけでは、転職に関する専門的なアドバイスというの余り期待できません。
大事なのは、あなたにとって価値のあるサービスと思うなら利用してみること。
自分でいいと思う方法がいい選択。転職はこれからをよくするためにある。あなた自身が “いい方向に向かっていける” と思うサポートを得ることが何より大切です。
おわりに
どの就職支援を利用するにしても、いちばん左右するのはあなたの気持ち。「ハローワークで大丈夫かな・・」と少しでも感じるのなら、より充実した転職サイトを利用してベストをつくすべき。
「転職サイトよりも公的な機関が安心、自分の手で探せる範囲で探す!・・」と決めたならそれでいい。
不安や疑問をもったまま転職活動しても、気持ちは前に進まないから。
心が前に向かない状態ではチャンスにも乗りにくいのです。あなたがプラスの気持ち、「こうしたい」という積極性が、サポートする人の気持ちもUPさせるもの。
たまたま運良く仕事が決まれば、転職は簡単なように思いますが、あなた自身の「心の持ち様」が転職の成功に影響するところは、思うより大きいのですよね。
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転職を決めたなら、どうぞその一歩を踏み出して早いスタートをきってくださいね。
あなたの転職での成功、そしてこれからがどうぞ大きくひらいていきますように。