献身的な看護の仕事。
「いつか、ボランティア活動してみたいな」との思いがある方も多いと思います。
先の「2020東京オリンピックのボランティア募集」も参加したい市民で注目を浴びているようですね。報道される地震などの災害でも、多くの人がその活動に積極的に参加する姿を目にします。
看護師のボランティア活動といえば、国内での救済活動に加えて、国際協力がおもい浮かびます。発展途上国といった本当に救済を必要とした国では、看護活動もより必要度高いものかもしれません。
長期でのボランティア活動には時間やお金も必要で、タイミングも要すもの。
看護師辞めたあと、ボランティアの道が視野にあるのなら、その種類や内容を知っておきたいですね。
考えてみたい 看護師辞めたあとの道
看護師辞めたあと、いろいろな働き方の選択。
道はそれぞれですが、もし時間とお金がゆるすならば、看護師としてやってみたい活動ってありますか?
私の周りには、休日を利用して、ハープの仲間で老人施設での演奏会をしたりする看護師さんがいました。地域へ向けてDrが健康教室を開くこともあります。
あなたは?
- コミュニティーすきだから、健康教室に興味ある。
- お話しがすきだから老人ホームでにボランティア活動したい
- ホスピスでボランティアがしたい
- 退職後、地域での保健相談員として活動したい
- 海外の人へのスムーズな医療、受け口として役にたちたい
- 災害での救済活動がしたい...etr
看護の立場をいかしたボランティア活動。医療提供の一部として、ボランティア活動だからできそうなことはたくさんあるものですよね。
看護師辞めたあとの道。ボランティアという活動も、看護師の経験を活かした選択の一つです。
仕事の幸せ ボランティア
もともと、人の役に立ちたいという献身的な気持ちの強い人が多い看護の職。
仕事を通して、喜びや幸せを得れるボランティア活動に興味をもつ人は多いのかもしれません。
今は看護大学でも国際協力について学ぶ授業があるようですね。
海外でのボランティア活動に限らず、他の文化を理解して国籍や人種に関係なく医療や看護を提供していくところにも、考えが向けられているのかもしれません。
ボランティア活動をしたいと考える時の、溢れる気持ち、あるいは満たしたい何か。
ボランティアだからこその、得る幸せもあるのですよね。
看護師のできる ボランティア活動を知りたい
日本を含め世界各国で、看護師を必要とし支援を求めている人がいます。
ここでは、看護師資格を活かすボランティア活動について、どのような団体があるのか代表的なところをご紹介します。
◆日本で活動のボランティア団体
日本看護協会での災害支援
日本看護協会では、災害発生時に災害支援ナースを派遣しています。
被災地で医療や看護の提供を通して、被災者の健康を維持支援する役割をもちます。
<災害支援ナースとして登録>
- 都道府県看護協会の会員であること
- 実務経験年数が5年以上であること
- 所属施設がある場合には、登録に関する所属長の承諾があること
- 災害支援ナース養成のための研修を受講していること
などの条件があります。
日本看護協会H.P
https://www.nurse.or.jp/nursing/practice/saigai/
◆世界各国で活動のボランティア団体
世界の医療団
「世界の医療団」は、世界約83カ国で支援プロジェクトを展開しています。
看護師として医療ボランティアに参加する場合は、2年以上の臨床経験があることが必須で、助産師や保健師の資格の保有や、海外の医療支援活動への参加の経験が優遇されます。
参加要件は、語学力要(主に英語かフランス語で業務できること)。期間は3ヶ月~6ヶ月程度交通費生活費は保証され、現地生活手当、再就職斡旋手当(12ヶ月以上の派遣期間になる場合)が支給されるなどの待遇があります。
世界の医療団H.P
https://www.mdm.or.jp/support/volunteer/
国境なき医師団
国境なき医師団は、 医療・人道援助活動を行う民間・非営利の国際団体。活動は、緊急性の高い医療ニーズに応えることを目的としています。紛争や自然災害の被害者や、貧困などの理由で保健医療サービスを受けられない人など対象としています。
主な活動地はアフリカ・アジア・中東・中南米など。ボランティアとしての参加で完全無給のものから、海外派遣スタッフとして活動する、給与、食費や保険の諸費用をカバーするものまであります。
国境なき医師団H.P
特定非営利法人/ジャパンハート
その国際医療短期ボランティアは、数日間からのボランティアが可能で、休暇を利用して活動が可能なことで知られています。
語学力やキャリアなどの条件が厳しくなく参加しやすい要件。 ただ待遇面では厳しく、渡航費用などは自己負担で、参加するにも数万円の参加費用が必要になります。
カンボジア、ミャンマーでの活動など、現場での医療経験も積むことができ、国際貢献をしたいという意識が高い人向けのボランティアともいえます。
ジャパンハートH.P
http://www.japanheart.org/about/
各国での看護の活動では、日本の医療とは生活や文化も異なります。社会背景からくる独自の看護の必要性からは、また新しく学ぶものも大きいでしょう。ボランティア活動はそれぞれ目的、要件が大きく違うのでしっかりと検討が必要ですね。
おわりに
ボランティア活動。
そこに積極的に関われることへの幸せ、ってあると思います。
健康であること、心も体も良い状態でこそボランティア活動ができる。
時間やお金はもちろん、まわりの協力、何より自分の内のエネルギーがないと心からの活動できませんものね。
いつか、エネルギー溢れる気持ちでボランティア活動したい。
生活をボランティア中心に持っていくのは難しいですが、なにか力になりたいと思うとき、時間や条件の合う活動を探してとりくんでいくのもいいでしょう。
看護師を辞めたあと、学んだ医療や看護の経験を活かして誰かの役にたつことで、自分自身もより幸せを感じれるような活動ができるといいですね。
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