看護師は「夜勤」や「残業」があり、仕事の内容も、病気や生命に関わること。シフト調整も簡単ではないですよね。
「家庭と仕事を両立させて、どちらも上手くやっていく方法はないのかな?」、そんな育児中の悩みを解決する「ママさんナースの働き方」を3シリーズに渡ってお伝えしていきます。
Contents
看護師 子育て中の悩み
仕事しながら育児する、ママさんナースの子育ての悩みといえば・・?
<子育て中の悩み>
- 子供といる時間が少ない
- 仕事が思いきりできない
- 家のことに手が行き届かない
- 掛かる負担が大きい、夫や周りの協力がない
- 条件に合う預け入れ先がみつからない...etr
「育児」という役割のある分、いままでと同じ働き方では「家庭と仕事」、どちらにも支障がでてきますよね。
家庭と仕事両立させるポイントって・・・?
子育て中の悩み解決したい
育児と仕事…
《ママさんナース、会話の一コマ》
何か別の働き方ないのかな~
仕事に求めるモノと実際違い、かなわないもやもや…
どこから解決していけばいい?
◆仕事に求めるもの…「やりがい」「収入」「時間の自由度」…etr
◆子育てに得られるサポート…「家庭」「職場」「預け入れ先」…etr
仕事と育児の両立のためには、この2つのバランスをとりながら「働き方」を考えていくのがコツ。
ママさんナースの働き方
仕事したい、子育てもしたい。かなえたい理想の働き方。
仕事か育児か・・
育児が大事だから、仕事との両立を考える。だけどそこでの「育児と仕事の優先度」は人によって違います。
『子育ては大事だけど、ずっと一緒にいるより仕事中心の方がいい。子供はほとんど保育園に育ててもらってる感じ。』
というママさんもいれば・・・
『子供とできるだけ一緒にいたい。育児が優先、今はやりたい仕事や看護のスキルアップもあきらめて、空いた時間でできる仕事をしたい。』というママさんナースも。
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育児か仕事か、2つの両立には、そこにあてる時間や労力といった「優先度」をもつことがやっぱり必要です。
周りからのサポート
両立ができるなら、希望の働き方がしたいですよね。そのカギは「どれだけサポートを得られるか」にかかっています。
家庭のサポート
仕事との両立に、家族の協力は欠かせません。どのくらい「家族からのサポート」を得られるかは、あなたの働き方を決める大きな要因。しっかりと相談しておくことが必要です。
最近の、パパが子育てに積極的な「イクメン」。パパにも家事は「手伝う」ではなく、「分担する」という意識を持ってもらうことが大事です。
仕事と育児の両立の為には、”周りの理解と協力を引きだしていく”ことも大切。家族、親戚であっても、節度ある態度と感謝の気持ちで、無理なく長く得られるサポート体制を整えていきたいですね。
職場のサポート
◆育児を支援する環境
職場を探すときの大切なポイントは「育児を支援してくれる、働くスタッフや上司が育児に理解がある環境か」という点。
家庭と両立を支援している職場では、ママさんナース率も高くなります。子育ての事情のわかるママさん同士だと、シフトの交代など融通もきくはず。
定時になったら終われるような助け合い、残業しない雰囲気のある職場環境なら、ママさんナースも働きやすいですよね。
◆育児短時間勤務制度
3歳未満の子を養育するために、短い時間で勤務することができる制度。自分で退勤の時間を決められるので育児に費やす時間が確保できます。
1日6時間の勤務で常勤扱いとなり、福利厚生も利用することが可能です。育児と両立しながらもフルタイムで働けるのがこの制度のメリット。
◆育短の制度を実際に取り入れているかは確認するのがよいでしょう。職場は、できるなら事前に見学する方が安心です。同じ環境のママさんが多く働いている職場は働きやすいですよ。
預かりのサポート
◆保育園
仕事する為、先ずは「預け入れ先」の確保が必要ですね。
保育園に入れても、残業でお迎えの時間に間に合わないといった支障が出てきたり。通勤を考えた場所選びや、延長保育の有無などの確認が必要です。
また保育園は朝夕に毎日顔を合わせるところ。気持ちよく対応できるスタッフや園の雰囲気も大事ですよね。
◆院内保育
大学病院など大病院は、「託児所」が併設されているところがあり、24時間対応の託児所があれば夜勤も安心して仕事することもできます。
院内託児所のよさは、何より子供が近くにいること。急病になってもすぐに駆けつけることができ安心です。子供と一緒に出勤し、帰ることもできますよね。
◆病児保育
子供が病気になった時、預け入れ先があると安心ですよね。子どもの急な病気に、ママも急遽仕事を休まなくて済むので助かります。
病児保育は、小児科が、仕事等の理由で「自宅で世話できない病気の子供」を預かってくれるシステム。自宅や職場近くなどから、利用しやすい良い病院を探し登録しておくとよいでしょう。
理想の仕事で育児もこなす「仕事と家庭との両立」には、そこに必要なサポート、得られる協力や預け入れに掛かる費用などを知りながら、働き方を考えていくのがベストです。
まとめ
子育て中の仕事の「悩み」。ひとつではなく他に優先するものがあるから、どこかを犠牲にする思いがあるからかもしれません。
今しかできないことに価値をおけば、収入が下がったり、希望の仕事にとりくめないといったことにも、少しの気持ちの融通がきくかもしてません。
あるいは、子供が大事でも「掛ける時間」は仕事が優先。その方が、無理に育児に時間をさくよりも上手くいく、ということもあります。
子供と接する時間は限られても、その分、職場でも家庭でもいきいきとしていられたらそれが、両立で得られる価値。
あなたにとっての「仕事」と「育児」の両立で得られる価値。周りから得られるサポート体制を整えながら、理想の働き方をつかみましょう。
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次回の記事、ママさんナースの働き方②で、具体的な働き方についてお伝えしていきますね。