仕事するなら稼げたほうがいい！ でも誰でもすぐに稼げるわけじゃありません。
稼ぐナースを目指すなら、仕事とお金を結びつけて考えることが必要です。
「どんな働き方したら、収入があがるのか？」「将来を考えて収入をあげていくにはどういう働き方をしたらいいか？」
理想の働き方と得られる収入も一緒に考えていくコトで、将来のプランもよりリアルに感じるでしょう。
こうしたいと思える働き方に近づくための「仕事とお金のマネープラン」、看護師が年収をあげる方法と働き方を一緒に考えてみませんか。
Contents
稼ぐ看護師になるマネープラン
同じ職場で経験を重ねるメリットもありますが、じょうずに転職することで、望むスタイルでの仕事と働き方をすることができます。
経験は価値。稼ぐには、そこをあなたの「強み」としていけるような働き方と、収入を上げていくという視点をもつことが必要です。
看護師としてどういうふうに仕事していきたい・・？
- 看護師として病院のトップクラスを目指す
- 専門性を高めていく働き方
- 仕事と家庭の両立できる仕事
- やりがいのある分野で能力とスキルをのばす
- 看護師以外の仕事への転換
- やりがいの持てる分野で長く仕事を続ける
- フリーランスで看護師の仕事 etr…
ライフステージの変化のなかで、これからの仕事について考える場面が幾度かきます。
その時に「将来こんな働き方をしたい」といったことも視野にいれておくと選択する仕事も少し違ってくるかもしれません。
稼ぐことを考えていくなら先ず、収入をあげるには・・？と考えてみましょう。
看護師が年収を上げる方法と働き方は
看護師が年収をあげるには、いくつかの方法、そして収入をあげる働き方があります。
収入を上げる方法
管理職につく
看護師の管理職としてのトップクラスにまで出世すれば、収入も年収700万以上と大きくあがります。
管理職を目指すのに必要な、一歩一歩のぼっていく出世街道。チャンスをつかむには、トップレベルの副院長へ看護師の起用実績のある病院への「転職」も視野にいれなくてはいけません。
「看護管理の研修」を受けたり「認定看護管理者の資格」を取得しスキルを磨くと共に、管理職を目指すアピール力も必要ですね。
管理職としての結果を出しながら、経営者としての視点をもつことで将来の道を開く。そこで収入をあげていくができます。
専門分野を磨く
看護師としての専門分野の経験をもつことで、収入をあげていくことができます。資格手当の充実した、高い教育姿勢をもつ病院につとめるのもひとつ。
また、「手術室」や「透析室」、「訪問看護」のスペシャリストといったように、専門性を高めていくことで一般的な看護の仕事よりも高い収入が望めます。
その場合、これからのニーズに添った専門性の高い分野を考えていくと良いでしょう。
自由診療分野で働く
保険診療を経営の基盤として成り立つ病院。そこでの収入には上限も出てくるのですが、「自由診療」の分野では、仕事の業績に応じた報酬が期待できます。
例えば、自由診療といえば美容外科の分野。そこでの仕事が業績につながれば、報奨金が期待でき高収入の得れるしくみがあるからです。
美容外科に来院する人の、コンプレックスや悩みへのカウンセリングスキルと共に、患者さんをお客様として接する「接遇スキル」や「営業センス」。
何より美への関心が必要な仕事。そういったあなたのもつ関心や個性を活かしながら収入UPにもつなげていける働き方もありますね。
大手企業で働く
病院での看護師の仕事から、経営の安定した大手企業での「看護資格を活かす働き方」に変えることで、看護師以上の収入UPのチャンスがあります。
例えば、企業での高収入を得られる看護師の仕事でといえば、CRA（臨床開発モニター）の仕事。
CRAは、製薬会社やCRO（開発業務受託機関）勤務で、治験が正しく行われているかをモニタリングする監視役の役割とともに、新薬を世に送り出すというやりがいある仕事です。
近年のCRAの需要から、薬剤師や看護師を積極採用する動きもあります。
海外との共同治験があり、英語のスキルを活かせば、国際会議に参加して更に高収入を得るチャンスも広がる仕事。
その収入は、最初の未経験では400万円台でも、経験年数3～5年で500～600万円、さらに役職につけば800万台～1000万円を超える収入が可能。
病院での働き方とは違う、成果と能力次第で高収入の望める職種があるのです。
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フィールドナースも、臨床開発モニター同様、成果次第で昇給の期待できる仕事です。
フィールドナースは、医療メーカー勤務で、新しく開発された医療器械や器具を医療機関にプレゼンテーションしたり、導入時のフォローをする仕事。
勉強会や展示会など仕事は多岐にわたり、出張や残業もある全国を飛び回る忙しさ。フィールドナースの給料も、最初は年収400万円台ですが、CRA同様、そこから成果次第で給料がどんどん上がります。
デスクワーク中心・定時あがりの仕事よりも「やりがいのあり収入もUPできる仕事」「アクティブに動き多くの人と関わる働き方」がいい。
そんな人ならCRA（臨床開発モニター）や、フィールドナースで、収入をあげる働き方も視野に入りますよね。
訪問看護ステーションの開業
看護師は、会社を設立して訪問看護ステーション開業の指定を受ければ「訪問看護ステーション」を開業することができます。
訪問看護は今後の需要も高く、看護師の経験が活きる分野。
自らが経営者となり、経営を軌道に乗せ事業を拡大していけば、高い収入につなげていくことができます。
経営者としてのスキルやマネジメント力と、サービス提供のための患者さんやスタッフの確保のための「広い人脈」をつくれるかが成功のかぎ。
看護を活かして独立開業したい、社会の役にたちたいという気持ちから「長期的な視点で物事を考えていける人」にチャンスのある働き方です。
収入をあげる働き方とは・・？
経験を活かしながら自分の「強み」をつくっていく
経験をあなたのもつ「強み」としていければ、それは価値なります。
看護師としての能力やスキルに偏らない、広い視野での考え方のできる経験やスキルがあれば、仕事の幅も広がり収入をあげるチャンスも大きくなるでしょう。
それぞれにたどってきた道は違います。
あなたの「個」の活きる看護ケアで仕事することが「強み」となって価値を生みだす。そして高い収入につなげていけるのではないでしょうか。
より貢献性の高い仕事をする
いち業務、ひとつの仕事で終わらない、自分だけではなくてより視野の高いところで仕事すると収入はあがります。
高い収入を得る人は知識やスキルだけでなく、部下を指導して率いたり、これからをよくするプロジェクトをたてるなど「一歩高い視野の仕事」についています。
更に管理職、経営者となれば自分以外の他の人、社会に貢献性の高い仕事をすることが求められますね。逆をいえば、社会に貢献性の高い仕事をすることで、収入をあげることができるのです。
経営力をつける
責任あるリーダー的な役割につくに連れ、収入は一般にUPします。
「チームリーダー」や「プロジェクトリーダー」、経営者としての視点をもつ管理職。
そして、自らが独立し経営者となれる「経営力」をつけることは、収入をあげていく働き方につながっていくのです。
もともと自立心が高く、貢献心をもつ人の多い看護師の職。
組織で仕事するよりも独立した働き方、より自由度の高いフリースタイルの働き方で、収入をあげていくことも考えてみては。
看護師フリースタイルの働き方
私の周りの看護師の中にも、「転職」したり「独立」する人がいます。
患者さんに人気だった看護師の先輩が、「実はいちばん向いてるのは、おみずの仕事と思うのよね」なんて笑っていいながら、アロマや癒しに興味をもちセラピストとして独立したり。
看護師から「美容サロン」を開業する人もいますね。ホスピタリティーを軸とする仕事は看護ケアのいかせる分野のひとつ。
看護師がサロンやカフェといったコミュニティーに興味をもつのは、人と接するのがスキだからの理由からかもしれませんね。
起業して独立というと、経営のスキルや資金などを先に考えがちだけれど、
他にとって代わることのできない、あなたの強みを活かす働き方を考えることで道が開けてくるものではないでしょうか。
まとめ
お金について考えることは、これからをよりリアルにとらえていくこと。
仕事とお金のマネープランを一緒に考えることで、計画がより具体的なカタチになってくるはずです。
理想の働き方をつかむため、仕事で得られるキャリアとお金＝収入について一度考えてみてくださいね。
