看護師資格は一生使えるライセンス。女性のライフスタイルの中で、ずっと生活を支えてくれる、まるで「お守り」みたいな資格、そして看護師としての入り口への切符。
昔から女性が手にしたら一生安心っていいますよね。
とはいえ働いていれば色々あります。「せっかく苦労してとったのに、辞めちゃったから資格もったいなかったな~」、「向いてないからもう必要ないかも」と思ったり。
あなたは、その資格どんなふうに使っていますか?
もしタンスの中のお守り?少し使っただけの使い捨て切符? だったらもったいない!
せっかくとった資格なのだから、できればやっぱり活かしたいですよね、いや活かすべきです。
キャリアを磨いでいる人も、転職を重ねている人も、看護師資格をより活かそうと思えば、あなたの発想次第で「理想の働き方をつかむチャンス」は大きく広がります。
看護師辞めても、一生使えるライセンス、資格をどう活かすかはあなた次第。
ここでは、資格を活かした経験・事例を通して、興味ある分野へのアプローチ~仕事につくまでの「資格を活かす働き方」についてお伝えします。
Contents
看護師辞めても 資格は活かせる
ブランクがあっても、経験が少なくても、あなたが求めさえすれば活かせます。
けれど、あなたが本当に望む職域・働き方でなければ、資格を使ってはいても、その資格を十分に活かしているとはいえないでしょう。
女性にとって、何故、看護師が一生安心の資格と言われるか考えてみたことありますか?
国家資格ですし、取得すれば一生使える免許、社会的信用もあります。
でもやっぱり、「一生の資格と言われる一番の理由」それは、医療はなくならないから。そしていつも、どこでも、誰もが必要とするからです。
ライフスタイルの変化する女性にとって適した資格。また、女性の特性の活かせる特有の職種、医療に特化という専門性があることも、一生の資格と言われる理由でしょう。
看護師は「女性という立場から活かせる専門性」ある資格、そう捉えると医療から福祉・健康の分野はもちろん、それ以上に看護師の活用する場が大きく広がります。
一般に看護師といえば、白衣をきて病院やクリニックで働くイメージですが、医療関連の事業を展開している所では医療に従事した経験ある人材を求めています。
医療のあるところ、その数の分だけ看護師を活かす働き方がある、
「病院」での従来からの働き方に関わらず、女性という特性や医療専門の知識や経験、それにあなたの特化してきたこと、あなたの経験や興味を通して看護師の資格を活かす道があります。
【体験談】看護師辞めてよかった?
さて私の場合ですが、「看護師辞めたい」と自分で決め辞めました。
別の違う仕事に職を変え、看護師としても復帰・転職をし、今は看護師の仕事も前よりもすきです。
それは “好きな仕事や分野” に気づいたから。遠回りしましたが、看護師を一度辞めたから今があります。
どうしてそう思うのか?
- 看護師を辞めようと思ったから、本気でやりたいことをみつけようとした。
- 経験は少なかったけれども資格を転職(興味ある分野への転身)に活かせた。
- 自分を活かして働ける可能性を広られげられた。
- 看護職を一度離れたからこそ、看護師としてのよさがわかった。
辞めることをきっかけとして、自分の興味や関心に気づき理想の働き方ができたのです。
看護師向いてないという気持ち
看護師になることは、私自身の選択ではありませんでした。両親のすすめや看護師という職業への周りの評価・意見からです。看護師の道を選んでみたのです。
看護師はいい仕事、それだけの理由で選んだ職種。
その結果は...
看護学校入学して数か月で「向かない、いつか必ず辞める」と心に決める
一生安心!の資格だけはとる!
看護の実習に心がわかず、辞めることを決め、特別な興味もなかったあの時。けれど、周囲の言葉「看護師の資格は一生のライセンス」それだけは頭に強く残っていました。
「資格はとって辞める」、そう決めたら、目標ができ心が楽に!。
見つけた他への興味
でもそれからは、自分がどんなことに興味があるのか、そこに関心があって、、。
ある時、病院の改装に関わる担当につきます。業者さんと患者さんやスタッフの動線、機能面など話し合うのですが、これがすごく楽しくて心がわいたのです。
“ワクワクする”って無条件で、やっぱりすきで向いていること。それがきっかけで、好きと思う興味ある分野をみつけだし、転職を目指すことになります。
違う仕事に看護師資格を活かせる?
看護師とは別の分野「インテリア」の道へと決意を決めてまっしぐら。仕事しながらインテリア過程の勉強を終えます。
でもいざ転職となると、インテリアの資格もない、まったく初心者からのスタート。
一生安心の資格でとった看護師資格も「必要ない、使えない」と思っていました。
ところが・・・
帰省した元日の朝、新聞を見ていると・・・とある新年の企業求人広告がふと目にとまり、
○○メディカルという医療専門の会社がインテリアコーディネーターを募集していたのです。
医療、インテリアコーディネーター???不思議、何の関係があるんだろう?
↓
もしかして、いやきっと “看護師だからチャンスがある“
↓
面接では、看護師であること、働いた経験、インテリアへの興味を大きくアピール!
↓
そして、採用結果は、「合格」。
あとに知った採用の理由は?
①初心者だけど、だからこそのやる気
②看護師としての経験(病院での機能面を知っている)
③看護師でインテリアコーディネーターという会社として顧客へのアピール
③←それがメリットになるとは思いもしなかったことです。
こうして看護師の資格があったからこそ、それを活かして、看護師とは違う理想の仕事をスタートすることができました。
●
つまり、一見、違う分野でも看護師という資格の活きる仕事はあるということ。
医療に特化・関連した分野では医療現場での経験者を求める傾向にあり、求人の必須条件でなくとも、優遇される面として「看護師の資格」が活かされます。
あなたのつきたい仕事へ向かってチャンスを広げることができるのです。
看護師資格+ 違う経験と合わせて活かす
「資格」は何かをはじめる時の入り口、信用です。人をケアをする看護師資格は、加えて”優しい””親切“といった信頼のイメージも持ち合わせます。
たとえ、使っていない資格であっても、転職する時、この最初の信用や信頼があるとないとでは大きな違いです。
信用ある看護師の資格があることで、メリットを得られることがあります。
医療経験の深さというよりも、看護師ということで採用に優遇されたり、自身で何か事業する場合でもプラスに働くケースがあるということです。
看護師としての特化、興味いろいろ。。。さてあなたは?
- 子供が大好き 赤ちゃんの誕生の瞬間に立ち会えるのが一番幸せ
- 臨床がすき
- お年寄りがすき、お話しするのがすき
- ホスピスに興味がある
- 臨床よりも手術室でテキパキ動く方が向いている、器械だしは得意
- 内科よりも包帯を巻いたり傷の手当をするのがいい
- 人を深く関わっていける内科がいい
- 最新医療を学びたい スキルを高めたい
- 看護教育に興味がある 教えるのが得意
- 医療環境インテリアに興味がある
- 病院の管理職を目指したい
- 透析の資格がとりたい、内視鏡のスペシャリストになりたい
- 受付の仕事、接客、人と話すのが好き、相談にのるのが得意
- 音楽がすき、演劇がすき
- アロマに興味がある
- メンタルヘルスケアを学びたい
- カラーリストの資格をとりたい
- 表現・発信することがすき 英語が得意
- ケアして気持ちいいといってもらうのがすき、人に役立つ事がしたい
- ヨガ、気功、ピラティス体を動かすことがすき
- 美容がすき、エステ・アンチエイジングに興味がある・・・etr
ここで、看護師資格を活かしながら転職したケースを紹介します。
<違う仕事で資格を活かしているモデル>
転職A子さんのケース
看護師 病院勤務5年 香り・癒しに興味を持ち、アロマテラピストの資格を取得。アロマを診療に取り入れるクリニックに転職後、アロマでのヒーリングを得意とするフリーランスの看護師として独立。メンタルヘルスに関心があり、音楽でのヒーリングにもとりくんでいる。
看護師B子さんのケース
看護師 病院勤務3年後ワーキングホリデーで海外へ。好きなことは英語でのコミュニケーション。英語と看護師の資格をいかして、ホテルで接客の仕事に挑戦。帰国後は企業の医務室で、接遇のスキルも活かしつつ社員の健康相談を行う産業看護師として働く。その後結婚退職。看護に活かしたいと趣味のアロマを勉強。
看護師C子さんのケース
定年まで総看護婦長として病院勤務。退職後医療コンサルティング会社へ入社。病院での精通した経験、管理職としてのノウハウを活かし、病院経営のコンサルをアシストまた、教育関連の講演等を行う。
こういったケースように、看護師の資格に自身の興味や経験を付加して、より効果的に看護師資格を活かしていく働き方ができます。
看護師は女性の特性を生かし、心身両面から人と関わりケアしていく仕事。そういう面で「ホスピタリティーを提供する仕事」は、看護の資格がより活きる分野といえるでしょう。
看護師資格の活かし方
あなたがもし違う仕事への転職へ向けて、看護師を辞めることを考えているのなら、今とは違う興味のもてる科目・職域や、看護師として特化したこと、すきな部分いやな部分も含め一度振り返ってみてください。
一度向き合い、あなたに合った働き方にかえてみることで、解決する問題もあります。
これは、まったく違う分野への転職を目指す上でも大切なこと。
看護師としての強みや培ったものをしっかりと持ち次のステップへとつなげましょう。
看護師資格、もっているだけではもったいない。あなたの経験を通して得たものをプラスして、その資格もっと活かしてみてください。
積み重ねた経験が、資格をもっと価値あるものにします。
あなたのキャリアはあなたが創っていくものです。
あなたにあった転職活動
いざ転職活動をはじめようと思っても、初めての時は特に、最初からどう動いていいのかわからないですよね。
本気で取り組んでいれば尚さら、「転職を成功させたい」「悔いのない転職がしたい」と思うもの。
転職した経験から言えることは、あなたにあった転職活動が大切ということです。
ではどうしたらいいの?
転職活動の方法は大きくわけると3通りあります。
- 転職サイト、転職エージェント(人材派遣会社)の利用
- 公共の就労支援/ ハローワーク
- 直接応募/ HPでの募集、新聞・求人誌広告
自分だけで探す方法もありますが、一人では入手できる情報に限界があります。転職サイト・エージェントは、コンサルタントが担当でつき相談しながらすすめられます。転職活動はプロの手を借りるのが得策です。
看護師資格は自由を手に入れるための切符
私にとっての看護師の資格は自由を手に入れるための切符です。
看護師の道を進み、転職をし、再び看護師に復職。
転職したことで、本当に自分に向いているすきなことも、辞めた看護師のよさにも気づくことができました。
それは、看護師免許を活かしたからできたこと。
「もう使えない」と一度捨てたかのような資格も、活かすことで活きてきた。
看護師の資格は、使っていない時も、今、そしてこれからに「チャンスと安心」をあたえてくれるほんとうに大事なお守りのようです。
看護師は女性一生の資格。だけど一生ナースでなくてもいいのです。
知識や経験、看護を目指した看護師としてのマインドを胸に、自由に生き自由に働くスタイルがあってもいいと思いませんか。
働き方を変える転職は人生をもっとよくするためのもの。看護師のライセンスをもっているのだから、旅するように冒険してもいい。
働き方は生き方のあらわれです。
看護師であることを活かし望む働き方をすることで、これからの人生をよりよく歩んでいけたらいいですね。
おわりに
・・・看護師 “向かない” “辞めたい” そう思った時は、看護師の資格を活かすなど考えもしませんでした。
あとで思えば、看護師を辞めなくても、科目や職域で特性も違うのだから、職種や職場を変えてみる方法もあったのですよね。
向き不向きは働き方次第、ところかわれば自分を活かせる場所があったはず。
けれど看護師辞めてよかった?、と問われれば。。。私の答えはYESです。
辞めても看護師。更新なし無期限のライセンスがあるのですから。あなたの理想の働くスタイルを、もっと自由に求めてもいいと思います。
年を重ねれば、色々と経験も広がります。女性一生安心のライセンス看護師資格。
経験をプラスして “もっと自分を活かす” 価値あるものにできる、と今は確信しています。
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