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訪問看護は派遣で働ける?転職したいけど初めてで仕事できるか不安

今後ますます需要が増すといわれている訪問看護。

需要は高まっているけれど、「大変なんじゃない・・」「経験がないとできないのでは?」と詳しく知られていないところもあるのではないでしょうか?

 

訪問看護は、実は働き方としても魅力ある仕事。

病院での一定の働き方よりも自由度が高く、病院勤務とは異なる部分が多いため、ブランク有や未経験からも新しく学んでいける分野だからです。

そんな訪問看護の仕事と働き方についてみていきましょう。

訪問看護は派遣で働ける?

看護師の「派遣」の仕事は、単発~数か月と短期間での仕事ができるのがメリット。

病院での勤務とは違う拘束されない働き方を考えて、訪問看護の仕事を考えることもあるのではないでしょうか?

 

「派遣」の取り扱いで訪問看護ができるのは、訪問看護事業所からの訪問先がへき地、また紹介予定派遣や産休代替えによる派遣の場合に可能。

ですが事業所との直接雇用という形態であれば、「一日〇時間だけ」「週に〇日だけ」といろんな働き方ができます。

 

訪問看護の仕事は「病院内にある訪問看護部門」や「訪問看護ステーション」に所属して働くのが一般的。

日中の療養中の利用者宅の訪問が主なので夜勤がなく、フルタイムの雇用に加え、状況に合わせて勤務の時間を調整し契約ができるというのが特徴です。

 

フレキシブルな働き方のできる訪問看護は、育児中やフリーランスで働くケースでも働きやすい仕事なのですが、勤務体制は事業所によります。

職場は、希望に合うところを吟味して選ぶ必要がありますね。

訪問看護師の仕事内容と働き方

訪問看護は、療養生活を送る人を支援するサービス。利用者の自宅や老人ホームなどを訪問して「療養上の世話や診察の補助」を行います。 

訪問看護の仕事内容

利用者の状況に合わせて必要な、以下のような看護ケアがあります。

  • バイタルサインのチェック

  • カテーテルの交換

  • インシュリンの注射、点滴、血糖値の測定

  • 褥創(じょくそう)防止

  • 服薬・栄養摂取の指導、嚥下訓練など

  • 浣腸や導尿などの排泄ケア

  • 痛みのコントロールや緩和などの処置

  • 支える家族のメンタルケア etr…

 

それ以外にも、一般的なケアに加え「その人の状況により必要なケア」が必要です。

自分で食事をとれない人への経管栄養や人工呼吸器管理、機能回復を目指す人には、歩行訓練、外出訓練などのケアの必要なケースが考えられますね。

 

訪問看護師は利用者の必要に応じたサポートを、理学療法士や作業療法士、ヘルパー等と連携しながら「生活とくらしの中で必要なケア」をトータルで支える役割りの中にいるのです。

訪問看護師の働き方

訪問看護を利用するのは、病院での治療からはなれて、住み慣れた場所での療養を望む人。訪問看護は “最後まで住み慣れた自宅で過ごしたい人” を生活の中で支援していく仕事です。         

看護の仕事にたずさわるなら、いちばん近くで寄り添った看護のできる訪問看護の仕事「その魅力や働き方」を知っておきたいところ。

そんな訪問看護の仕事している人は・・?

 

<看護師やめて地元で派遣の仕事>

看護師E子さんのケース

 

 

 

2年の病棟勤務経験後、結婚を機に地元へ。一度看護の職を離れるが「派遣」での単発の訪問入浴から始め、訪問看護の仕事へとつなげる。在宅医療に興味を持ち、両親の側にいながら自由な時間のきく「訪問看護師」としての独立を目指している。

家庭に入り看護師の仕事を早い時期に辞めたE子さんですが、状況に合った派遣での仕事を始めることから、興味ある看護の仕事をみつけます。

このケースのように、派遣で仕事してみて、在宅ケアに興味をもつこともありますね。

 

看護師私のケース
看護師私のケース
入院患者さんで訪問看護師の方がいらしたのですが、とても訪問看護に意欲的でした。呼び出しがあれば、一人で向かうたくましさ。個人経営のDrと直接契約している感じでしたね。仕事をまかされ給料もいいとのこと。看護師が独立して動く仕事に『病院にはない働き方』を知りました。

訪問看護に関わるきっかけや、働き方も人それぞれ。

訪問看護は、病院での勤務のように一定の勤務を強いられず、状況に合わせた働き方ができるのもメリット。

 

病院での一定の働き方・看護に比べて、それぞれの立場から「患者さんにいちばん近いところでの看護を提供できる」ところにやりがいある仕事ともいえますね。

転職したいけど初めてで仕事できるか不安

訪問看護は経験がないと無理・・と思っている人も多いかもしれません。

ですが訪問看護の形態も色々ですよ。

訪問看護はじめるには

医師からまかされ看護師個人が主体的に動くこともあれば、チームで協力し合いながら、それぞれに独り立ちしていく取り組みもあります。

訪問看護は、病院での勤務のように一定の勤務を強いられず、状況に合わせた働き方ができるのもメリット。

 

ブランクからの復帰・育児中の人にも取り組みやすく、新人で臨床が未経験の人にも、これからにチャンスある仕事なのです。

訪問看護師で働いてみたいとき大事なことは、あなたの取り組む姿勢そして不安を感じない職場選びが必要です。

はじめての訪問看護の始め方

訪問看護で最も大切なのは、利用者さんを一人の人間として受けとめ、ご家族も含めてその人生に寄り添う姿勢。

人を思いやる心とやる気があれば、あなたを歓迎する訪問看護ステーションはたくさんありますよ。

 

求人の応募条件は、臨床経験を2~3年以上とする事業所もあれば、臨床未経験、つまり新卒であっても採用するところもあり様々。

訪問看護への意欲さえあれば、積極的に「新しくやる気ある人」を採用をする事業所は今増えているのです。

 

それは、在宅医療に関わる訪問看護師をゼロから育てようという動きがあるから。

多くの事業所では研修を行っており、教育をうけて訪問先での看護に取り組むことができます。

訪問看護には経験が必要との考えがあるかもしれません。

ですが経験があるからと自分の判断を過信したりせず、チームとして取り組み、素直に相談し学びながら成長していく姿勢こそ必要なのです。  

仕事を探すには

仕事探しには3つの方法があります。

  • 転職サイト、転職エージェント(人材派遣会社)の利用

  • 公共の就労支援/ ハローワーク、看護協会(ナースセンター)

  • 直接応募/ HPでの募集、新聞・求人誌広告

訪問看護の仕事をするときは「訪問看護ステーション」に所属するのが一般的、訪問看護の仕事を探すなら、まずは実際の求人をリサーチする必要があります。

ですが事業所の規模もそれぞれで、訪問看護を行う施設ごとの特色があるので、初めての場合では、自分だけの判断で選ぶのにも不安もともなうもの。

そんな場合では、民間の「転職サイト」といった就職支援を利用するのがおすすめです。

スタッフや利用者数はどのくらい?」「研修や教育はある?」「未経験やはじめての人はいる?」… など施設の中の状況を知れたり、あなたの希望に合った施設を探してきてくれるから。

 

給与や休日福利厚生などはもちろん、初めてのケースでは「施設による教育やフォロー体制」は最も気になるところ。

一人で探す方法もありますが、より細かなサポートを得たい、慎重に職場を選びたいなら、公的なハローワークに加えて民間の「転職サイト」を利用するのが賢明です。

大きい事業所の方が福利厚生などが整って待遇がいいですが、訪問看護ステーションは小規模も所も多いです。小規模の事業所は公共のハローワークにしか情報が出てない場合もあります。一方転職サイトにしかない情報もあるので、どちらも合わせて利用するといいですよ。

 

転職サイトで仕事探してみるならこちらがおすすめ!

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おわりに

訪問看護師は知られているようで、まだ身近に感じることの少ない働き方ではないでしょうか?

これからは「個」を大切にする看護が、今よりもっと求められるでしょう。

 

それと共に、組織に所属して一律の働き方をするだけじゃない、「看護師個人の活きてくるような看護」に価値のおかれる時代がくるかもしれません。

「訪問看護」は経験を活かすことができると共に、新しく働きながら学んでいくことのできる、また病院とはひと味違う新しい分野。

 

看護師の資格をもつ人なら、誰にでもチャンスのあるこれからの仕事です。

初めてだから、不安と思う部分があるのは当然。初めてだからこそ、これからに期待できる新たな道を捜してみてはいかがでしょうか。

 

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