まさに子育てや家族のことに忙しいワークライフバランスの必要なときですよね。
キャリアを積む人、仕事を離れる人、復職してもう一度ナースを目指す人… 看護師としての在り方、働き方も様々でしょう。
これからの働き方を思うとき「自分のため、家庭のため。家庭と仕事のバランスのとれるもっといい働き方はないのかな?」と考えるものですよね。
今回は、そんな時の「働き方へのヒント」、ワークライフバランスを保つ働き方と転職についてお伝えします。
Contents
看護師 働き方の悩みって?
労働条件の厳しさ、限られた職場環境、命に関わる仕事。やりがいを感じながらもストレスを感じることの多い看護師の仕事では、悩みはつきないものですよね。
そんな看護師の働き方の悩みに・・・多い理由は
◆仕事がきつい辛い
看護師の仕事の悩みで相談の訪れる人の多くの理由が「とにかく仕事が辛い」とのことだそう。基本は「立ち仕事で体力勝負」の看護師の仕事。生命と関わりある責任や人との関わりから、精神的負担を感じる看護師さんも少なくないですよね。
◆生活リズムの乱れ
夜勤のある生活では、やはり生活リズムを整えるのが難しいもの。年齢的な体力の低下で負担を大きくなっていったり。育児や介護しながらの両立が難しい場合もあるでしょう。
◆人間関係の難しさ
看護師は女性中心の職場、チームワークでの仕事です。人間関係が上手くいっていないと、仕事するのにもストレスを感じてしまったり。患者さんや家族との関わりも多いので、看護する中で人同士の関わりについての悩みもありますね。
体力的、精神的な負担を伴いやすい仕事の特性や、夜勤や残業といった不規則な労働条件、トラブルの起こりがちな女性中心の職場環境。
こういった看護師の働き方にもつ悩みは、ワークライフバランスの取りづらさに直結していることがわかります。
ワークライフバランス保ちたい
家事に育児、夫や介護のこと。家庭のことが整わないと仕事も上手く運ばない。生活の基盤が整っているというのは、安心して仕事に取りくむ上でのとても大事な要素ですよね。
「ワークバランスを保ちたい」、どうすればその働き方ができるのでしょうか?
働き方に求めるものは?
あなたの考える「仕事と家庭の両立のバランス」。そこを考えてみた時に、望む仕事に対しての家庭で得られるサポート、職場に求める働き方の条件もみえてくるはずです。
ワークライフバランスのとれた働き方に必要な、あなたの条件は・・・?
◆望む「仕事」と「家庭」のバランス/ 家庭のことに要する時間、仕事と家庭の優先度
◆得られるサポート/ 家族、近隣で利用できるサポート支援
◆職場に求める勤務条件/ 仕事の内容、勤務時間、福利厚生、育児支援などのサポート体制
そしてもう一つ、資格を活かしてできるワークライフバランスのとれる働き方を考えてみることです。
資格を活かした働き方の転換
看護師の資格を活かせば、医療~健康、福祉まで看護師の活躍できる場は多くあります。視野が広がれば、ワークライフを重視した働き方の選択も大きく広がりますよね。
体力的・精神的負担の少ない、規則的、あるいは自由度の高い仕事。
あなたの働き方の悩みを解決する条件を補う事が、家庭と仕事の両立につながります。
ここでは仕事を選ぶヒントとなる、看護師のワークライフバランス優先のかなう働き方3つを紹介しますね。
企業での仕事/産業看護師
企業内での日勤帯での仕事が基本。夜勤がなく土日が休みなので、一般の看護師の働き方と比べ生活リズムが整いやすく、プライベートの時間がとりやすいのがポイント。
デスクワークがメインなので体力的負担も少ない仕事。医療行為がなく、生命に接する緊張から放たれるという点で心理的安定が得られるでしょう。
企業での仕事は福利厚生も充実していてワークライフバランスがとりやすいというのが最大の魅力です。
《産業看護師 主な仕事内容》
- 健康診断結果のデータ整理・分析
- 勤務中の怪我・体調不良などへの対応
- 保健指導業務(社員の健康相談・改善)
- 過重労働対策(労働環境の改善)
- メンタルヘルスケア(心の健康、仕事への強い不安やストレスのある従業員との面接や対策、、、etr
学校での保健室で健康管理の仕事
看護師の資格があれば、保育園や幼稚園、各種学校や大学でも、保健室での生徒の健康管理を通して仕事することができます。
主な仕事は生徒の体調不良、ケガなどへの対応。身体測定やそのデータ管理、学校によって保健便りの作成などがあります。
在宅での仕事
インターネットの利用で仕事のスタイルも変わってきていますよね。専門を活かすライティングの仕事、自宅で電話で受ける電話相談の仕事など、看護師にとっても在宅でできる仕事があります。
在宅であれば、育児や介護といった家庭との両立もしやすいですよね。常勤での勤務とのバランスを考えての、副業としての取り組みも考えられるでしょう。
おわりに
仕事への取り組み方は人それぞれ、働き方にこれというきまりはありません。
これからは増々「働き方の多様化」が進む時代。
看護師は専門職ですが、「専門に特化して仕事するだけが看護師の働き方ではない」という考えが一般化するときがやがてくると思います。
看護師の資格をとる人が増えているのも、女性の一生の中でどのようにも使っていける可変性ある資格だから、という理由がそのひとつ。
多くの人が、変わりゆく社会で「自身のこれからの働き方」を考えるときが来ているのかもしれません。
「ワークライフバランス」のとれた働き方は、仕事中心の生活にはないメリットを生むもの。
仕事が目的ではなくて、あなた自身とあなたの大事な家族との生活のために、仕事を通してより豊かな人生を送って行けるといいですね。
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