最近ますます話題の副業。
興味があるけど、ばれないのかなあ、給料もらいながら看護師がやってもいいの？ 手続きってたいへん？ 本当に取りくもうと思うと心配も出てきますよね。
新しいことせっかくはじめようとしているのだから、気持ちよくスタートしたいもの。
副業はじめたい時に出てくるちょっとした気がかり。
今回は、看護師が副業始める時のチェックすべきポイントをご紹介します。
Contents
看護師 副業ばれたくない
近年、大手の企業でも副業は解禁されてきています。規制が緩んで自由になる感じもしますが．．．どうでしょうか？
“入社したら会社が一生守りますというより、これからは自分で自立して立ってくださいよ” と、働き方が変化することを示唆するメッセージにもうけとれます。
そんな中での副業、医療業界でもその波及はあると思いますが副業に取り組む人はまだまだ少ないですよね。
職場で副業の規制がなくても、やりにくい感じ、大っぴらにはできないという気持ちを持っている方も多いのではないでしょうか？
看護師が副業するうえでまず押さえておくべきこと。それは法律と就業規則についてです。
給料を得ながら副業、カベとなるのは「就業規則」
法律上、公務員は副業することができないと禁止されており、公立の診療機関で公務員として働く看護師の副業は認められていないということになりますね。
民間でも、この就業規則に、「副業（兼業）は認めない」とする文言があれば規制していることになります。公務員と民間での副業への規制は、法的なものか、規則によるものかの違いということです。
ただ「職業選択の自由」の観点からは、どんな人でも自由に職業を選べる権利を持っている。就業規則はあっても、職員の私的なことまで干渉する権利はないとすれば、副業への拘束力をもたないことになるのです。
・・・とはいえ、就業規則に沿わず無許可で副業を行い問題を起こしては、職業選択の自由とはいえ信用を失ってしまいますよね。
結局のところ、副業はリスクへの覚悟、自己責任をもってのとりくみが原則とわかります。
公務員は法律上、副業が禁止されている。民間においては、就業規則に副業禁止の項目がある場合、副業していることが職場に知れると、解雇などの懲戒処分を課される可能性があることを知っておきましょう。
副業はじめる時 知っておくべきチェックポイント
ここで、副業する上での知っておくべき大切なことを押さえておきましょう。
本業とのバランスを考えて
本業あっての副業です。社会人として、本業に支障のない働き方をするのは当然ですね。本業と副業のバランスが大事。副業への負担が大きくなり疲労で本業に影響が出てくるようなことは避けなくてはいけません。
仕事は信頼関係があってこそのこと。本業と競合相手になったり、とりくむ内容が会社の信頼を失うような副業は避けるべきです。
税の申告を確実に
副業したら、その収入を確定申告をする必要があります。副業での収入にかかるのは「所得税」及び「住民税」。
副業で20万円を超える所得がある人は確定申告が義務付けられます。20万円以下の人は、職場で年末調整をしていれば申告の必要はありません。
義務を怠っていつの間にか脱税をしていた。となれば信用を失ってしまいます。働いていて収入を得ている以上必ず必要なことなので確実な申告が必要です。
大っぴらにしない
職場環境にもよりますが、病院という専門職の集まりでは、本職に専念すべきという考え方があると思います。職場で副業が規制されていなくても、副業よしとしない風潮があるなら、あえて口にする必要はないですよね。
良い印象を持たれず、職場での評価に影響するかもしれません。
状況をみて、ばれたくない、ばれない方がよいとするならより本業と副業の境目をはっきりもっての行動が必要です。
住民税して納め方には注意して
副業が職場にばれる？その原因となるのが住民税の納め方。職場に知れないためには、副業収入の住民税支払いを「普通徴収」にする必要があります。
普通徴収は、確定申告の時「給与所得以外の住民税の徴収方法の選択」欄で「自分で納付（普通徴収）」にチェックを入れること。
一括徴収で職場に通知もありえるので、役所の税金窓口で必ず確認が必要です。
まとめ
副業はポイントをおさえて取り組むことが大切。以下の点をチェックして、肩身の狭い思いをすることなく、安心して副業にとりくんでくださいね。
☑本業とのバランスを考えること
☑大っぴらにしないこと
☑副業分の収入の確定申告を忘れないこと
☑住民税の納め方に注意すること
おわりに
お給料とは別の収入、あったらかなうことってありませんか？ほしい物かえたり、ちょっと贅沢なものあじわえたり。
ちょっとした余裕を生みだしてくれる副業。
副業にはすごく興味あるけど、始める前の心配で、一歩踏み出せないという場合も多いか思います。
でも実際はそんな心配はいらないのですよね。
きちんとポイントをおさえていれば、副業がやみくもにばれてしまうということはないのですから。
大事なのは信用。
勤務先からの信用をえる働き方、副業へのとりくみができていれば、トラブルにまで発展するようなことはないはずです。
本職も副業も取り組むうえでの姿勢は同じ。責任を意識した自覚と行動で、仕事も副業も良い結果を生みだしたいですね。
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