生活が不規則で、プライベートの時間も思うようにとりにくい看護の仕事。看護師辞めたあと、ゆっくりしたい・・と思う看護師さんは多いですよね。
看護師辞めたあと、ゆっくりと時間をとれるから何かに時間をそそげるゆとり。定年退職後はなおのことと思うもの。
ですが、実際のところ定年近い50代での再就職もふえていて、看護師の働く意欲は定年の60歳すぎてもまだまだ、と感じさせられます。
仕事を辞めても看護師であることには変わらない。定年退職したあと、看護師として選ぶ道もまた人それぞれです。
退職、その後からの未来を考えてみることで、輝いてくる定年後の未来。今回は、看護師辞めたあと、充実した時間をおくる生き方についてみていきたいと思います。
退職後したいことは?
看護師を退職したあとのこと、ふだん意識することはあまりないですよね。
近頃では、定年退職後、訪問看護ステーションを看護師仲間で立ち上げたり、看護師経験を活かして災害での看護支援のボランティアに参加したりという話題を耳にします。
生涯寿命ものびている今、退職後も精力的に働きたい、世の中の役に立ちたいという人は増えているのかもしれませんね。
看護師としての経験を活かして選ぶ道もあります。
<具体例>
看護師C子さんのケース
定年まで総看護婦長として病院勤務。退職後医療コンサルティング会社へ入社。病院での精通した経験、管理職としてのノウハウを活かし、病院経営のコンサルをアシストまた、教育関連の講演等を行う。
転職D子さんのケース
長年の看護師としての経験の末、独立。個人で人材紹介会社を設立する。在宅医療における人材確保を主な目的として、医療から福祉まで幅広くそのニーズに対応。ヘルスデザインを掲げ、人材紹介を通して包括的な地域医療の形成を目指す。
さて、あなたは? 退職のその後・・・ 何かしたいことはありますか。
考えてみたい 看護師辞めたあとの道
退職後の色々な働き方からみえてくる、退職後の過ごし方「選択の基準」は?
- 看護師として仕事を続ける
- プライベートの時間を充実
- 経験を活かして事業をはじめる
- 社会貢献、ボランティア活動する
- 全く違うことをやってみる…etr
定年後も働き続ける、ペースを落として働く、仕事を辞めゆっくり過ごす。同じ看護師として働いてきても、看護師辞めたあとの選択は人それぞれ。
退職後のこうしたいという気持ち。その選択の基準は、人それぞれのそれまでの働き方、生き方、考え方からくるのでしょうね。
退職、その後からの未来
あなたのとって、人生で一番充実していたいときは?
・・・
それは退職後 とする答え、多いのではないでしょうか。いいかえれば、ゆとりのある定年退職後の時間を心豊かにすごせたら「人生幸せ」ともいえます。
ゆとりある生活に必要なものは?
- 時間
- 気力、体力
- やりがい
- 経済的安定
- 人とのかかわり…etr
そういった定年後の人生を豊かにしてくれるもの。
看護師の免許は一生。看護の仕事はどこででも求められ、経済的安定も得られやすい。仕事の内容やペースも変えていける仕事です。そういう面では定年後の安定を得やすい職といえます。
仕事としてだけでなく、看護の立場からの支援を欲する所はたくさんあるでしょう。自分から何かしたいと思う時、やりがいをもって取り組める場所がある。
そういう面でも、定年後の安定や幸せを得るのに、看護師として培ったものは役立つものです。
気力と体力があれば、看護の仕事を通して70代で活躍することも珍しくありません。高齢化社会を迎えている今、医療や福祉、健康にかかわるの分野においても、看護職はこれからますます広く必要とされていくことでしょう。
退職してからの自分のペースで、新しい環境での生き方、働き方を選択していきたいものですね。
おわりに
退職してからの心配、不安なこともあると思うけれど、描ける未来があったらずっと幸せでいられる。
今、目の前にあるものを大切にしながら、看護師辞めたあとのこれからのことも考えていきたいですね。
退職後の生き方、働き方を前もって意識することで将来がかわってくるかもしれません。
人生80年。定年後の20年を人生で一番豊かでみのりある時期としていきたいものですね。