看護師の職場でのユニフォームといえば白衣ですよね。便利といえば、便利。毎日のコーディネートに気う使うこともないですしね。
でもおしゃれ好きの看護師さんなら、ちょっと物足りないかもしれません。
病院ではナースでも、白衣を脱いだら普通の女子。
仕事終わりの更衣室。仕事中は物静かな看護師さんが、足元に真っ赤なペディキュアしていたり、女っぷりを感じさせるレースがちらりみえたりすると、その隠れたおしゃれさにドキっとすることもあったり。
看護師だって働く先でおしゃれもしたい。
美容への感度が高い看護師なら、そこを活かす働き方もありますよね。今回は、病棟での看護師辞めて「美容系の仕事につく幸せ」、その働き方についてみてみます。
看護師辞めたい おしゃれしたい
「自分の意識の高い部分」。そこに刺激がないと、窮屈に感じることってあると思います。誰にでも関心事はあって、そこに自然と興味がわくものだから。
「転職」はこれからの人生をよくするもの。もっと違うことに高い関心があって、病院で働くことに窮屈さを感じてしまうのなら、仕事を転換することを考えてみてもいいと思います。
看護師の仕事の転換、美容に進むなら、
- 美容専門の「美容外科」、「美容形成外科」、「美容皮膚科」で働く
- 美容をとりいれた診療機関で働く
- 看護師を活かしながら、美容に関わる仕事をする
といった選択が考えにあがります。
心と体が元気でないと中々「きれい」でいられない、逆に「きれいさ」が元気をひきだしたり。美しさと心と体の健全さにはつながりがある。
だから、ただ “きれい” に関わるということだけではなく、「あなたが美容を通してどういう看護ケアをしていきたいか」をしっかり持つことが大事です。
美容系への転職を考えるなら、他とはちょっと違う美容系での「働き方」。その内容と特性について知りましょう。
美容の仕事の内容と特性
美容系の診療機関といえば、「美容外科」や「美容皮膚科」が主。ほとんどすべての美容系の診療機関が保険診療以外の自由診療を行います。
実際は、美容のつくところだけでなく、皮膚科や外科の標榜でも美容系の診療をとりいれるところは多いですね。
女性をターゲットにおいた診療機関では、美容系のニーズがあり美しさを診療にとりいれるところは多くあります。
では美容系の仕事の内容をみてみましょう。
◆美容外科の仕事内容
- 受付や電話対応
- カウンセリング
- 注射処置や手術介助、美容機器(脱毛など、)の取り扱い
- 手術の準備・器具の滅菌他、、
来院者への接客をメインに、一連の流れの中で来院者の満足を第一とした動きが必要です。
◆美容外科の特徴
- 給与水準が高い(自由診療のため利益が高いから)
- 接客などで営業的センスが求められる
- ノルマや仕事に応じた報酬制度がある
来院してくるのは、体の不調ではなく、美に関する悩みや高い美意識で訪れる人。美容を主とする診療科では、来院者を患者としてよりお客様として対応することが求められます。
自由診療で自費での治療が多いため、来院者の「お金を払っている」という意識も強いですよね。そのためスタッフに求められるものも、他とは違ってきます。
そんな「美容」に関わる仕事において、大事なことは何でしょう。
◆あなたが美容の仕事を選ぶ目的は?
- 美容外科が好き、やりがいがあるから
- 美容は給料がいいから
- 接客やカウンセリングに向いていると思うから
- 何かをすすめたり説明したり、営業センスが活かせそう
- 手術経験が活かせる仕事だから
- 美容系への関心がある、知識や経験を得てこれからに活かしたい
- 人を喜んでもらうことがすき、病気の治療とは違うケアがしたいetr..
美容に関わりたい理由をみつめ、転職の条件やどんな美容に関わりたいか、意思はっきりさせておくことが、職場選びと仕事の成功につながります。
スタッフに求められるものも、職場での診療や経営の方針により大きく変わってくるでしょう。
美容系で働くとき、”美容がすき” だけではない「あなたが本当に共感できる診療方針をもつ職場を選ぶ」ことがもっとも重要です。
美容に関わる仕事の幸せとは
女性を対象とした診療機関にみられる美容のニーズ。
ちょっとした体や心の不調から訪れる「診療内科」、そういった所でも美容系の診療を取りいれるケースがあります。
美容だけでなく、心身の落ちつくアロマケアをとりいれたり。妊婦さんの安心や喜びにつながるお茶やアロマ、マッサージなども、女性にとって魅力的なサービスですよね。
やすらぎ、健やかさ、美しさを感じさせる要素は女性に効くもの。
自分へのきれいへの関心もそのひとつ。
美容を通して元気になるが、きれいの秘訣。きれいになって輝いていられるから、もっときれいでいたい。そういう意識が生き方も高めてくれるもの。
美容で仕事するなら、美容に興味があり、美に対しての悩みや高い美意識をもつ人とその気持ちを共有できることが大切ですよね。
そして、それが美容で働く看護師としての「幸せ」につながるではないでしょうか。
おわりに
「より健康でありたい、より美しくいたい」。そういう生き方っていいな、と思います。
前向きでいることは心をいきいきとさせてくれるから。
実際の生活では、ちょっとした体や心の不調。ストレスでつかれてしまったり、何かで悩んだり…。「病気ではないけれど、健康だともいえない」人って結構多いのではないでしょうか。
その人にとって明るい毎日になるような「美容」「健康」「癒し」...。
医療から離れ、病気の治療だけではないところにも看護ケアのニーズがあります。
美容に関わる仕事。それは表面的な美だけへの関わりではなく、美を通してその人の明るいこれからを支援するといった看護師だからできるケア。
あなたの関心の高い分野で、看護師としてのマインドが活きる喜びと幸せを感じながら、仕事していけたらいいですね。
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