仕事につまずいたり、上手くいかないことが多いと、看護に向いてないかもしれない、他に適性があるのでは? と思ったりもしますよね。
でも実際のところ、慣れてしまえばもう適性のことなど頭になかったり。
あるいは、看護の仕事に慣れてもずっと窮屈さ感じているということもあるでしょう。看護師に向いてないのでは? という思い。
それが適性によるものかは気になるところ・・
実際に看護師として、ナースの仕事こなしていく中でその本質がみえてきます。今回は、看護師の適性と必要な資質についてお伝えしていきますね。
気になる看護師の適性
看護師の適性。看護の仕事する上で適性ってあると思いますか?
看護師の仕事の特徴といえば、
- 病気やケガ、生命に関わる
- 人のお世話をする仕事
- 生死に直面する
- チームで連携する仕事
- 人との関わりが深い
- 子供~お年寄りまで世代を問わず対応する
- 目に見えないものをあつかう仕事
- 人に役立つ、感謝されるetr…
「適性」は、そういった特徴ある看護師の仕事に適していける性質ともいえます。
看護の仕事に関わるなかで、上手くその場をきりぬけていける人っていますよね。
そんな状況に立ち向かえるタイプの人をみてみると、
■辛いことがあっても立ち直りが早い
看護師は生死に関わる仕事。辛いことに直面することもありますよね。そういう時にもくよくよせず、前に進んでいく気持ちの切り替えが必要です。
■マイナスのことがあってもプラスに転じるポジティブさ
辛い状況や難しい病気であっても、医師や他のスタッフと連携して、ポジティブな方向で考える気持ちと行動が欠かせません。
■人のことを気にしない
女性同士の職場では、ちょっとしたことにも敏感でトラブルも多いもの。チームワークでの仕事では、協調性と共に人のことを気にしないマイペースさも必要です。
■誰にでも明るく平等に接することができる
どの人にも同じように話しかけ、誰にでも明るく対応できるようなコミュニケーションが、チーム間、患者さんや家族とのいい関係をつくります。
このような、実際の仕事の場面で対処できる看護師としての「適性」。
仕事をしていく中での看護師の適性は、看護師のイメージからくる 看護師に向いている性格と一致するのでしょうか?
看護師の適性は性格で診断できる?
看護師のイメージ、どんなことを思い浮かべますか?
看護師といえば、患者さんをケアすることからくる、優しい、世話好き、思いやりがあるといったイメージをもちますよね。
- 人の役に立ちたい
- 困っている人をみると放っておけない
- 人を喜ばせることがすき
- 人のお世話をするのがすきetr…
そういった性格は、患者さんの安心と信頼を得るためにも、とても大切なこと。
ですが、その思いの比重が大きいと・・・
看護師の使命感と理想とのギャップを感じたり、感情を移入しやすくなったりという場合もあります。
何かに応えたいと良い結果を望むとき、その思いが強いほど、そこで止まってしまったり...悩んだりもしますよね。
●
看護師にイメージされる看護師に向いた性格が、仕事をする上での「適性」に直接結びついているわけではありません。
看護師に向く、向かないとはよくいうけれど、あなたの性格が看護師の適性をきめるものではないのです。
いい看護ケアをする鍵は?
優しさ、思いやり… 看護師をイメージするとき思い浮かぶもの。
それは病気になったとき、人が求めるものだと思いませんか?
病気になった時、そういう優しさや思いやりをより温かく感じるものですよね。
“患者さんに元気になってほしい、納得いく治療を受け、本人ご家族共にいい時間を過ごしてもらいたい” 。相手のことを思い、本当に必要としていることをどこまでイメージできるか” そこが、いい看護ケアのカギ。
看護師のイメージ、看護師に向いてる性格というのは、よりよい看護ケアのものです。
ナースの仕事に必要な資質とは
看護師に必要な資質についてのある調査。
半数以上の看護師が、一番に「精神力、タフさ」と答える結果が出ています。次に「優しさ・思いやり」、「誠実さ・明るさ」。
優しい印象、”白衣の天使”といわれる...
看護師ですが、実際の仕事となると実質的に備えておくべき資質があります。
看護師に必要な資質って?
- 忍耐力
- 精神力
- 体力
- 優しさ・思いやり
- 誠実さ・明るさ...etr
看護師は生命に関わっている仕事。「精神力やタフさ」を必要とし、仕事はハードで体力勝負な面もありますよね。
それにプラスして、病気や怪我で苦しんでいる人たちが治癒していくのに共感し、喜びを得るソフトな面、それも含めてすべてが看護師に必要な資質。
これは、人は本来皆持ち合わせている素性、そして生きていく中で経験しながら積み上げていくものです。
まとめ
看護師に向かないと思うとき、それぞれに理由がありますよね。
その多くは求めるところに届かない、何かに向かっているから感じる思いではないでしょうか。
看護師に向いてないと感じるのはどんな時?
- 失敗が多いとき
- スキルが中々身につかないとき
- 仕事の重さ、緊迫感を感じすぎるから
- 患者さんや家族との意思疎通が難しい
- コミュニケーションが上手くいかない
- 人とのトラブルが多い...etr
その全ては、仕事の中でのつまずき。
そして経験を通して対処する力を培っていけるものです。看護は人と関わり、見えないものをあつかう仕事だから、悩みやつまずきが多いのは当然ですよね。
ずっと悩みながら、成長していくのが看護師の仕事といえるのかもしれません。
看護の仕事における向き不向きは、看護師として成長していく過程で感じるもの。そういう点では、続けることこそが向いているともいえるのです。
ただ、もし看護の仕事において、ずっと窮屈さや「何かちがうなあ」という思いを感じているのなら、それは看護の仕事に向いてないというよりも、仕事に求めるものが違っているのかもしれません。
なぜなら、看護師の仕事は何かを求めるというよりも、人との関わりを通して、カタチのないものを提供していく仕事だから。
そういうときは他の違った道を考えてみるのもひとつです。
ですが、看護師の経験を通して培った資質は、他でも活かしていけるもの。
仕事をしていく中でつまずき、向いてないと感じることがあっても、真っすぐなとりくみの中で成長を重ね、人としての資質を高めていきたいものですね。
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