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【看護師ブログ】教えて!うそつかずに円満退職する理由と伝え方

本音と建前とはよく言ったもので、看護師を辞めたいとき、円満に辞めるのにはコツがあります。

早く辞めたい、でもうそはつきたくない...、そうですよね。

 

でも、正直に言ったことで、辞めたいのにすぐ辞められなかったり、冷たい言葉を受けたり、、。そこに力を注いで疲れてしまっては、身も心も持ちません。

退職理由は、辞めるというゴールをセットするため、にあるもの。

 

お互い嫌な思いをしない円満退職を願うなら「本音=感情」を秘めた「建前=態度」であっていいのです。大切なのは、自分のことだけを一方的に主張するのではなく、相手の希望も聞いてほどよい落とし所を見つけること。

退職理由はお互い納得のいく理論的なもの と考えれば、気持ちを楽にして、退職の理由を上手に伝えられますよ。

 

では伝え方のコツ、みてみましょう。

看護師辞めたい、退職理由そのコツは?

辞めたい!意を決して心から伝えても、受け入れてもらえないことがあります。それはどんな場合?どんな風に切り返されてしまうのでしょうか?

 

《辞められないケース例》

退職したい2年目
退職したい2年目
” 実は、今年度いっぱいで辞めたいんですけれど。色々上手くいかなくて、考えたんですけど別のことに挑戦することに決めました。

看護師長
看護師長
” あなたまだ2年目でしょ。何いってるの、まだ今からよ。何かあるなら相談にのるわ。他のことより今あることをこなしていけば大丈夫!がんばってね。

退職したい2年目
退職したい2年目
“えっ、相談ですか。いや違うんです、その・・・・~。

意を決した決断なのに、時に甘く、心に刺さり心が揺らいでしまうこんな言葉も。

  • 本当にそれがあなたにできるの?

  • あなたにはまだ早い

  • まだ看護師のこと、よく知らないでしょう?

  • 周りのことも考えてみて

  • あなたがいなくなると困る

  • あなたは必要な存在だから、、etr…

 

辞める理由は、こんな風に言わせない、相手を納得させるものでなくてはなりません。

 

そのポイントは二つ

 

  1. 一般的に通じる理由/世間一般で、「それならしょうがないね」、と受け入れられる理由

     

  2. 納得できる理由/辞める意向に、本人の行動がともなっていること。その意向が今の環境では望めないこと

 

では、その退職理由について次で詳しくみてみましょう。

教えて!うそつかずに円満退職する理由と伝え方

円満退職する理由

 

<退職理由は、年代により、同じものにかたよる傾向があります。

 

就職後~20代後半/シングル世代、仕事にまだ迷いや不安のある時期

仕事のストレス(辛い、辞めたい、向かない)

大学に進学

海外へ留学(ワーキングホリデーなど)

 

30歳前後/ライフイベントが重なる時、中堅~仕事の転換を考える時

キャリアアップ

結婚、出産

育児など家庭を重視した働き方の転換 

 

40歳前後/家庭だけではなく、親の介護など必要な諸事情が出てくる時

家庭の事情(家族や介護の事情) 

 

40代後半以降/体力の衰えなど加齢に伴う変化、退職後の事も意識し始める時期

家庭の事情(親の介護)

年齢・退職を考えての働き方や生き方の転換(第2の人生)

 

この中でも、年齢と共に誰もが共通してもつ一般的な事情は、退職理由として受け入れられやすいです。実際には、この他にも”仕事を辞めたい”色々な理由がありますよね。

ではどんな理由が受け入れられやすく、どんな理由ではダメなのかをみてみましょう。

 

 ○ OK、受入れられる

  • 家庭の事情(両親の看病などやむ負えない家族の事情など)

  • 遠方への引っ越し(通いずらい場所)

  • 自分の身体のこと(持病や体調の崩れ、長期のストレス、体力の衰えなど)

  • 結婚、出産、育児(結婚して家庭に入る、子育てが育児に専念など本人の決意)

 

 △ 裏付けるものがあればOK

  • キャリアアップのための転職、進学、留学など

  • 看護師としての働き方、働く職域をかえる

  • 別の分野への転職、第2の人生など、方向の転換

 

 × 説得の余地あり

  • 労働条件に関する不満(給与や休暇、勤務内容・体制など)

  • 仕事をする上での悩み

  • 仕事の適性(向く、向かない)

 

どうですか?受け入れにくい理由は、納得しにくい理由。むしろ”なんとかしてほしい” 要求にきこえることも。ですが、その背景やあなたの行動など裏付けるものがあれば大丈夫。

「他の分野の仕事をしたい」という理由だけでは弱くても、今の環境ではそれが望めない、それがかなう場所が他にある、そう具体的に示すことが納得につながります。

 

正直あなたが “ただ辞めたいだけ” であっても、その先のビジョンについて考えてみてはどうでしょう。将来のことを考えての退職。行動が先、理由は後付けであってもいいのです。

普段からの上司とのコミュニケーションも大事ですね。興味あること等に触れておけば、納得が早いはず。何にしても、行動の伴った主張は受け入れられやすいですよね。

円満退職の伝え方

本心で話して上手くいくのが一番いいわけですが、結果を導くには、正直に感情を明かすより、理にかなう理由であることがポイント!

心にもない嘘をつくということではなく、あなたの本音を、相手の立場になって、納得いくカタチにおきかえてあげればいいのです。

 

ー相手の立場に立った伝え方がほしい結果を導くー

退職の伝え方は、相手の立場も考えた、納得しやすい理由であることが大切です。

退職理由よりも辞めるタイミングが重要なことも

スムーズに円満退職をするためには、退職理由も大切ですが、退職を伝えるタイミングも重要です。

法的には、退職は2週間前の告知が必要。ですが入社時の労働契約書には、各々の規定が示されているので確認が必要です。一般には1か月前となっています。

 

一か月前で大丈夫なケースもあると思いますが、大事なのは職場の状況に合わせたタイミングを知ることです。

円満退社は、「あなたがいなくなったあとを考えてあるか」がポイント。あなたの仕事の上でのポジションや人員の状況などを考えての、よいタイミングがありますよね。

 

チームワークでの仕事を考えて、あなたのできるベストなタイミングで辞めることを意識すれば、円満な退職につながります。

 

 

 

おわりに

ここまで読んでいただき、いかがでしたか?

うそではなく、あなたの本意を「相手の納得いくカタチ」にする、それが円満退社へとつながること、感じていただけたかと思います。

 

ですがこれ、仕事への考え方に影響しています。一歩外へ目を向ければ「転職」は当たり前、仕事は先ず自分のため、家庭のため、そして社会のためが基本の姿勢。自分の本意を示して転職するのです。

これからは、看護師の働き方も変わっていくのではないでしょうか。

 

もっと自分本意で自由でいい、そんな働き方がきっとある。私はそう思っています。

 

 

 


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