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看護

看護師の適性は科目で違う? 気になる 自分に合う科と向き不向き

看護師の適性は科目で異なる、このことに早く気づいていたら、ちょっと働き方が違っていたかも。

科目ごとの違いがあっても、働くうえで大差はないのでは」そう思っていても、実は思い込み...ということもあるかもしれません。

 

スムーズに働けているようでも、もっと適した科があったり。上手くいっていないようなら、分野が合ってないだけということも。

「科目ごとの適性」そこに着目すれば、自分にあった働き方が選択できる。よりスムーズに看護師の仕事に就いて、キャリアも磨いて行きやすいはずです。

 

今回は気になる科目で求められる看護師の適性についてみていきましょう。

気になる向き不向き

看護師に向いてない、と思っても慣れてしまえばそうでもなかったり。でも慣れてもやっぱり向いてないな、、と思う仕事もありますよね。

経験が足りないからだけなのか、向き不向きによるものか?気になるところ。

 

慣れてしまえば、自分に合う適性など深く求めず働けてしまうものですが、その適性を知っておくことで「仕事の転換」がしやすくなりますよ。適性に合った分野で働けば、イキイキと仕事でき、やりがいや昇給UPにつながるかもしれません。

 

科目によって感じる向き不向き。その適性を知っておいて損はありません。

では、科目の特徴をみてみましょう。

看護師の適性は科目で違うの?

ここではどういう科目に向いているのかな

その参考になるような代表的な科目と一般に求められる看護師適性について紹介します。

 

心身に向き合いながら着実なサポート 内科

慢性の病気が多く、外科的な処置をしない分、検査や薬での治療と日常的なケアや指導を通して長期的関わりをもつ内科。外科と比べると年齢層が高めで、寝たきりの方のケアなど、長期にわたり患者さんに寄り添うようなケアのできる人が適しています。

 

患者さんの回復、結果のあらわれる 外科

OP出しや処置、入退院の対応など常に忙しいイメージの外科。内科より、処置の介助など直接的な介助が多く、短期間での手術前後のケア、入退院への対応を繰り返す外科。限られた時間でテキパキ動くのが好き、患者さんの回復が目に見える方がやりがいにつながる人に向いています。

 

子供とそのお母さんが対象の 小児科

子どもの様態は変わりやすく、急変することもあるのでより注意深い観察力が必要です。対象は小さい子供です。子供目線での対応忍耐強く接する柔軟でやさしい性格とその保護者に安心感を与え納得いく説明をするためのコミュニケーション能力も求められます。

 

新しい命の誕生に関わる産科

出産という生命の誕生に立ち会える、病気の治療や週末期の看取りのない看護ができる場です。短期間で入退院を繰り返す産科。出産前後のお母さんは期待と不安でいっぱい。出産の一瞬一瞬に喜びを感じ、ひとり一人への傾聴とアドバイスといった精神的ケアができる人が適しています。

 

心の病いを持った 精神科

心の障害からくる病いを抱えた人と接するには、おだやかで優しい性格が不可欠。同時に様々な訴えや発言を客観的に受け止める冷静さも必要です。一進一退を繰り返しながら回復の道を歩む患者さんを大らかな気持ちで見守る必要があります。

 

美に強い興味 美容外科

美容外科の看護師として最も求められる資質は「美容への興味」です。自ら美容に関する情報を集めるような美への関心が高い人に向いているでしょう。患者さんではなくお客様としての対応が必要なので、接客や営業的センスが求められます。

 

集中力と緊迫感、連携プレイの 手術外科

手術をスムーズに運ぶ医師の介助、チームの一員としての連携プレイが必要な手術外科。常に病気や怪我をした人の岐路に立ち会うOP看護師の仕事。緊迫した手術を乗り越えることに達成感を覚えられる人が向いています。集中力と共に冷静さも必要。体力、精神的タフさも求められます。

 

急患に臨機応変の対応 救急外来

具合が悪い、急な病変やケガで運ばれてくる患者さんを受け入れる救急外来。そこで働く看護師には、緊急度を見極め適確に対応する、臨機応変さが求められます。とつぜんの状況でも、患者さんと家族に安心感を与えられるような対応、コミュニケーションを要します。

 

科目による特徴をご紹介しました。これは向いてないなあと思ったり..。ですが実際働いてみると、知らなかった面に気づき新しい発見をしたりすることもあります。

科目によって異なる看護師の適性ですが、適性=向き不向きというよりは、あなたの興味や携わりたい分野の仕事かどうか?その方向性によるものともいえるのです

自分に合う科で仕事する

あなたに合う科つまり適性のある分野は、病院や外来で患者さんをケアすることだけではありません。

例えば、病気や怪我で苦しい患者さんを看ることに辛さを感じてしまう。それなら、健康な人対象の予防医療に関わる分野の「献血センター」や「健診センター」での仕事、学校の保健室で働くという選択肢もあるでしょう。

 

看護師という一般の働き方から離れて、「企業で働く」こともできます。企業内で社員の健康管理を主体とした業務を行う産業看護師や製薬会社で薬の治験に関わる治験コーディネーター、医療機器メーカーでの開発機械や器具の説明PRに関わるフィールドナースの仕事などetr…

その多くは、看護師としての経験を活かしながら、医療関連の企業と病院側との調整の役割を担う仕事です。

 

多様な看護師としての働き方。科目や分野で求められる適性に違いはありますが、あまり先入観を持たずに、興味をもったことに挑戦してみるのもいいでしょう。

魅力を感じる働き方に、あなたの看護師としての適性があります

 

看護師は、医療から健康、予防医療にいたるまで幅広く活躍することが可能。病院やクリニックに意外での働き方もあるのです。病院で看護師として働くことに不安や悩みを持っているけれど、資格を活かした仕事がしたいという場合、異なる職場で活躍の場を築く可能性も十分にありますよ。

 

まとめ

向いてる科目、適性はどこにあるのかな?

看護師に向かないと感じる時、それは自分自身と向き合うよいきっかけ。

 

大切なのは “あなたの興味ある分野や学びたいもの、そしてどんなふうにその仕事に関わりたいか” そこを考えてみることです。適性のある分野で働けたら、看護師としてイキイキと長く活躍する期待も広がります。

是非、あなたにとって魅力ある分野での働き方をみつけてくださいね。

 

 


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